「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

睡眠中に力が抜けない辛さ「私の病気は何?」

診断されるまでの私の生活

私は保育士として20年ほど、ドドドドと突進していました。

どこへ向かっていたのでしょう。

素晴らしい保育だと周りからいつも認めてもらいたかったのかもしれません。

そうなると、子どもや保護者一人一人への手厚い援助やクラス便り

行事へのレベル向上、研修への意欲、、、、

尽きることなく押し寄せてくるものに、周りに置いていかれることなく

完璧にやり遂げることに没頭していました。

完璧主義は仕事だけにとどまらず、子育ても家事も手抜きなし。

遅く帰っても手作りのバランスの良い食事を並べて、

子どもたちの話をきちんと聞き、

体も心も限界寸前!でもやらねば!と奮い立たせる毎日。

限界を超えていることに気づかなかったんです。

 

病の始まり

その年、保育園の記念行事がありました。

保育をたくさんの保育士に見てもらう公開保育向けての準備。

それに加えて、記念冊子もなぜか現場の保育士が全て作るという

まさに過酷労働です。

そしてこの頃から朝起きたらひどい肩こりが続きました。

ただの肩こり、いつか良くなるだろう。

そう思っていたのにそうはいきませんでした。

 

体の異変 睡眠中に力が抜けない

異変は睡眠中に起きていたのです。

寝ているにもかかわらず、腕を縮めて力をいれていたり、

時には足に力が入っていて宙に浮かせた状態だったり。

力を入れて寝ていたからか

肩のコリや足の筋肉痛などに悩まされることになりました。

そんなことが続いてもなお、私は数年、頑張り続けました。

なぜこんなことが起きるのか。

ストレスをなくそうと本を読みあさりいろいろ試しました。

良い食べ物を摂る!

体を温めること!

ストレッチをする!

指もみ、体操、腕振り!

水を飲む!

などなど、、、、。

これらのことすべて頑張って、、、。

頑張っているのに何もいい方向にはいかなかったのです。

 

なぜ、なぜ、あの時、休まなかったんだろう。

なぜあの時、自分を大切にできなかったんだろう。

助けを求めて病院へ行った時もあったけれど

助けてくれる医師には出会えませんでした。

 

病名が始めて付いた その病名は?

それは突然やってきました。

夕飯の支度をしていた私は突然「もう無理」と言って

横になりました。

限界でした。

そしてとある病院で「うつ病です」と言われました。

 

愕然としました。

そして、病気だったんだ、、、となぜか少しホッとしたような。

「クスリを飲んでしばらく休めばそのうち治る」

その時はそう思っていました。

この日から私の病と共に生きなければならない生活が始まりました。

(本当はもう始まっていたのに・・・)

 

闘病生活 うつ病治療とプラス〇〇発症!

私はその後、仕事を休み、病と闘いました。

病は薬を飲んでも良くなることはなく

仕事は復帰できず

つらい毎日でした。

 

「ガンよりは、マシかな」

なんて思い、なんとか生きていましたが

なんと

なんと

そのガンになってしまったのです。

ガンは手術をし、経過観察になりました。

 

うつ病?身体表現性障害?睡眠障害

睡眠中に力が抜けず起床時から辛い症状。

通院していても治らない病状に

病院を医師の治療に不信感さえ抱き始めた私は

睡眠外来のある病院を受診しました。

その病院で私は、不安な気持ちと症状のことをたっぷり聞いてくれて

クスリを処方し病状の改善をしてくれる医師と出会いました。

そして転院しました。

そこで身体表現性障害と睡眠障害と診断を受け現在も治療中です。

症状がひどいときは数か月の入院もしました。

もう元に戻ることはないのではないかと思っていました。

 

そんな私ですが

今は、職場復帰で保育士をしています。

家事はほどほどに。

レザークラフトを楽しみ

コーヒーを飲んでひと息つき

アロマの香りを楽しみ

読書をして・・・います。

 

つらい症状にも悩まされているのは事実ですし

時々ものすごく落ち込みます。

 

でもこうして今生きているのだから

同じように悩んでいる人がいたら

私のブログで共感したり落ちついたりしてほしいです。

 

闘病生活はもっともっと詳しくお話していこうと思います。

また、cocoronyに遊びにいらしてくださいね。