「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

結婚式で涙が止まらなくなった理由

 

 


先日、甥の結婚式に出席しました。

 

何より自分の体が心配で無事に出席できて一安心。

当日まではそのことばかり考えていました。

 

当日の朝になりようやく現実味を帯びてきました。

 

そして結婚式。披露宴。

 

小さいときは私の後ろをよくついてきた甥っ子。

一緒に遊んだこと。

親のように心配したこと。

 

いろいろなことが浮かんできて

私は当日、誰よりも泣いていました。

 

あまりに泣くので家族も親戚も

そして甥までもが私の泣き顔を見て

「泣きすぎ」と笑っていました。

 

家に帰っても涙が出てきて

娘にギョッとされました。。。

 

なぜこんなに涙が出るんだろう。

 

感動の涙。

誰もがそんな涙だと思っていたと思います。

私自身もそう思っていました。

 

でも何かが違う。

 

まず、、、親のような気持ちになったんだと思うんです。

嬉しいような寂しいような。

若すぎない?早すぎるよ、、、なんて思っていました。

娘のときはどうなるんだろう。

 

それにしては泣きすぎている。。。

 

この気持ち、、、

何が当てはまるんだろう。

 

寂しさの中にあった気持ち。

 

それはたぶん、、、

 

自分が気づかないうちに時間が経っていて

子どもたちは大きくなり

周りの大人たちは老いていく。

そして私も、、、、、。

 

そう考えが行き着いたとき

とてもしっくりきました。

 

こうやってどんどん時間は経っていくんだなあ。

 

幸せいっぱいの結婚式で私は、、、

私はこんな気持ちで泣いていたのかもしれないのです。

 

こんな気持ちになってごめんね。。。

 

時間が経つとは年をとることなんですよね。

誰しも平等に。

 

結婚式から時間が経ち気持ちも落ち着きました。

さすがにね。。。

 

披露宴でいただいた小さな花束を瓶に生け

毎日水を換えながらやっぱり時間は経っていく。。。

平等に。

 

こんなことで寂しくなった自分が

ちょっと情けなく愛おしくなってきました。

 

そして今日は花束のスケッチを。

改めておめでとう。


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