「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

診察だより とびきりでないけど進んでいこう

診察を終えて思ったこと

前回の診察の時に不安感が続きそうだったので

間を開けずに先日診察を受けました。

 

こんがらがっている私のココロを少しほどいてもらいました。

このままなんとか進みたい。

とびきり最高に良くなくてもいいから

なんとか自分のココロを保って進みたい。

いろんなタイプの人たちの中で

こんがらがりながらも

自分の役割を考えて見失わずに進んでいきたい。

 

今はこんなくらいでいい。

贅沢は言わない イイ女 なのです^ - ^

(自分で言ってみた)

 

待合室の本

待合室には先生の選んだ本が並んでいます。

かわいい絵本を手にとって読んだら

中身が深くてせつなかったけど

暖かくなるいい本でした。

 

「かぜのでんわ」 (風の電話)

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山の上の一台の電話。

線がつながっていない電話。

もう会えなくなった人に自分の想いを伝えると

その人に届くと言われています。

 

電話で話をするために

動物たちがやって来ます。

 

「早く帰ってきてよ。」

「おかあさーんって呼んでちょうだい。」

「子どもたちを残していくなんて寂しいよ。」

 

動物たちは線の繋がってない電話で

もう会えなくなった家族に話しかけます。

 

電話をかけたねこさんが

神様に語り掛けていました。

「人はなぜ死んでしまうのですか?

なぜ生まれてきたのですか?

生きること、死ぬことはどういうことですか?」

 

私も時々そんな風に考えます。

みんなの気持ちが届いているといいなと思いながら

読み進めていくと

 

最後に・・・

・・・届いていたんです。

・・・みんなの気持ちが。

 

涙がホロリ。。。

 

これは実話をもとにして作られた絵本です。

 

岩手県の佐々木さんが

震災後の心の復興に自宅の庭に

風の電話を置きました。

電話機の横にかかれている言葉。

 

風の電話は心で話します。

静かに目を閉じ耳を澄ましてください。

風の音が又は浪の音が

或いは小鳥のさえずりが聞こえたなら

あなたの想いを伝えてください。

 

私にも会えなくなった大切な人がいます。

今は病気と闘っている大切な人。

メールをしても一方通行。

今はそっとしておいてほしいみたいです。

 

保育園にて 

そんな素敵な絵本を読んだあと

病院から急いで勤務に向かいました。

 

保育室に入ると

「せんせい、どこに行ってたの」

「おそかったよ」

 

かわいい子どもたちのさえずりに

にっこりしながら

やっぱり保育士はいいな。

こんなにかわいい子どもたちと

毎日会えて毎日話せるもんね。

子どもたちには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

内緒にしているけれど

本当は先生にも不安なことがあるんだよ。

もどかしいこともあるんだよ。

だから病院でお話してきたんだ。

 

人の言葉にすぐに傷ついてしまうこと

それでも誰かと一緒に過ごしていきたいこと

体調によって娘のお弁当を毎日作ってやれないこと

それでも健康志向で夕飯は野菜いっぱいにしたいこと

 

いろんなことがこんがらがって

どうにもこうにもならないことがあるんだよ。

 

でもこうやって考えていることが

人生なのかもしれません。

 

急に壮大なテーマ(笑)

 

考えすぎず考えて

考えるけど考えないみたいな

そんな感じでほどほどに過ごしていけたらすごくいい。

 

そんな風に思います。

 

 

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