cocoroの中にたくさんのこと

母、主婦、保育士の日々の工夫や思いを綴る

ガミガミ言わなくても子どもは育つよ

今日は朝方、雨がぱらつきましたが

保育園の水遊びは無事できました~!

暑いので水に触れると

子どもたちも気持ち良さそうです。

 

ペットボトルで作ったバケツや

プラスチックコップを手に

汲んだり空けたり。

ヒルやさかなのおもちゃを

すくったり集めたり。

 

中には自らの体にかけて遊ぶ子もいます。

Mくんがそうです。

 

最近は愛着行動がみられ

困ったり嫌なことがあったりすると

関わることの多い私のところへやって来て

手を広げてだっこを要求したり

私と目を合わせて

いないいないばあを一緒に楽しんだり

そんなうれしい姿があります。

 

Mくんは水遊びが好きな様子で

真剣に遊んでいますが

ひとつのことに集中する時間が短かったり

周りの影響を受けやすかったりするので

水遊びの途中に

急に大きな子どもたちのいるプールの方へ

意識が向いて

一目散に行こうとします。

 

子どもたちは担任の目の行き届くところで

安全に遊びを楽しませるために

年齢に合わせた水遊びを行っています。

 

なのでMくんが興味を示したからといって

大きなプールへ行かせることはできません。

 

Mくんが成長するために必要なことは

できるだけなんでもさせてあげたい

と思っていますが

命の保証が第一です。

 

「あっちに行きたかったね。また行こうね」

と言いながら

違う遊びに集中できるように

遊び方や違うおもちゃで興味を引きます。

そういう配慮をしながら

Mくんも他の子どもたちも

命の保証を受けながら

安全に楽しく水遊びをしています。

 

それでも大きいプールに行きたがり

それは出来ないと言葉と態度で示すと

全身ずぶ濡れのまま私にだっこ。

予想通りでしたので

速乾性のあるズボンをはいてきて正解(^-^)ゝ゛

私のズボンびしゃびしゃになりましたが

Mくん、大丈夫だよ!(ユニクロありがとう)

 

誰から保育室にもどるか?ですが

零歳児の子どもたちから。

そして一歳児。

 

Mくんが水遊びへの集中力が切れてきたので

今日は1番に一緒に保育室に入りました。

水遊びにはもう興味はなくても

まだ外で遊びたかったのでしょう。

保育室に入り着替えに誘うと

泣きながら抱きついてきました。

「まだ遊びたかったよね。

    お着替えしたらまた一緒にあそぼ?」

と声をかけてお着替え終了。

 

Mくん以外の子どもたちも

保育室にいれなきゃならないので

その間は泣く泣く零歳児のお部屋に。

(私が行くと泣いてました。ごめんよ。)

 

全員のお着替えが終わったら

Mくんを迎えに。

もう泣き止んで遊んでいましたが

私を見ると近づいてだっこを要求。

 

Mくんと関わるようになってから1ヶ月。

多動で目もあまり合いませんでしたが

今ではずいぶん落ち着いてきました。

私たち保育士もMくんのことがわかってきて

Mくんに合った関わり方が

できるようになってきたのです。

 

保育や子育てをするときは

成長過程を知ることです。

この子は今はどの成長過程にいて

何に興味があるか

適切な関わりはなにか

しっかり見極めて関わらないと

保育士も子どもも辛くなります。

 

同じクラスを担任している先生から

今日はこんな話を聞きました。

 

私が休みのときに補助にはいる

ガミガミ先生は(←失礼)

Mくんの行動が気になって仕方がなく

あれはだめ!それもだめ!と

禁止がとても多いんだそうです。

そのたびにMくんは泣いて暴れているとか。

かわいそうに。。。

小さい頃ガミガミ言われて育った私と

重なって切なくもなります。

 

大人でもそうですが

叱られてばかりいれば

いい気分では過ごせないし

ましてや意味がわからない状態で

ガミガミ言われることで

成長するとはとても思えません。

 

Mくんがフォークでご飯を食べないのも

お話を椅子に座って聞けないのも

当たり前のことなんです。

 

探索活動をして

倒したり壊したり破いたりすることが

今のMくんの成長過程に必要なことだと

私は思っています。

 

型はめパズルは

型からすべてのパーツを抜き取って

どこかへいってしまいます。

はめることには興味がなく

取ることが楽しいからです。

 

積み上げた積み木を倒すのも

保育士手作りの遊具をビリビリ破くのも

それが今一番興味があって楽しいから

しているのです。

 

「あーもう。やめて。」

「これはダメ。何回言ったらわかるの?」

と叱られてばかりだと聞いて

切なくてかわいそうになりました。

ガミガミ先生は

どのクラスに入ってもそうなんですけどね。

 

私はMくんが倒せるように積み木を積んだり

破るのを楽しめる遊具を作っておいたりして

関わっています。

 

脱走が好きなMくんのために

コーナーを仕切って

どこへでも行けるようにしておくと

その自由さを気に入ったのか

泣くことが少なくなりました。

 

このおもちゃはこうやってあそぶもの!

このスペースであそぶもの!

と言う決めつけは大人の勝手だと思います。

きまりは成長に合わせて知らせていけば

いいんです。

 

Mくんの同級生が

フォークで食べていたって

椅子に座って先生の話を聞いていたって

そんなのMくんには関係ないと思うのです。

小さければ小さいほど

月齢の差は大きいし

個人差もあります。

ゆっくり成長したっていいのです。

 

もちろん危ないことやいけないことを

知らせていく必要はあると思います。

でもそれは子どもたちひとりひとりの

成長過程を知ったうえで知らせていくべきです。

 

零歳児に友達のことをよく噛む子がいます。

言葉で言えないから

噛むのです。

しかし噛んではいけないことは

知らせていかなければいけません。

噛んだときや噛もうとしたときに

「ダメ」と短く叱ります。

 

だらだら叱ったところで

なんのことだかわからないですから。

 

また噛む子が悪いのではなくて

噛ませてしまうような保育をしている

私たち保育士の責任です。

 

今は噛もうとしたら

タイミングよく「ダメ」と言って

知らせています。

 

Mくんは噛みませんが

そもそもMくんは他の子どもたちに

あまり興味がありません。

だから友達の真似をしたときに

それが少し危ないことだとしても

すぐに注意するのではなく

「◯◯ちゃんとしたらたのしいね。」

「でもこれは危ないよ。」と

Mくんを含め子どもたちにわかるように

知らせます。

 

Mくんが初めて友達の真似をして

一緒に走り回る姿が

とても嬉しかったです。

他の担任とも嬉しさを共有しました。

 

危ないことを知らせるのは大切なことですが

その中には

他にも大切なことがあったりするんです。

それを理解し声をかけてあげたいと思うのです。

 

そのためにはひとりひとりの個性や成長過程を

知っていなければいけませんから

個別に関わり方を変えていく必要があります。

 

今日は仕事の終わりに

「明日は休みなのでMくんのことも

    よろしくお願いします。」と

他の担任たちに知らせると

「またガミガミ言われんように 配慮するね。

    私たちが気を付けるわ。」と

言っていただきました。

 

ガミガミ先生も保育士です。

そういう先生も必要なんでしょうか。

私はそうは思えません。

 

私より年上の先生に失礼ですが

保育感は多少違っても

ガミガミはやめませんか?

ガミガミ言っても仕方がないですよー。

子どもは成長しませんよー。

先生との信頼関係が作れませんよー。

 

これが言えたらいいのですが

私からは言えません。

ただガミガミ先生も

私のMくんへの対応を見て

同じように対応してくださるときがあります。

ガミガミ先生は基本

なんでも気になってしょうがない性分で

Mくんへの関わり方が

わからないのかもしれません。

(って失礼極まりないですが)

 

難しい問題ですが

保育士がよく話し合い協力しあって

子どもたちの成長を導きたいものです。

 

明日も子どもたちに

楽しい一日を

過ごしてほしいです。

 

私は明日はお休みを頂いて

気になっている嗄声のため

大学病院の耳鼻咽喉科へ行ってきます。

 

これからも子どもたちに

優しく話しかけられますように

ココロのこもった声で歌えますように

どうか嗄声がなおりますように。。。

 

それに向けての第一歩!

行ってきます。

 


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保育園の近くでキウイを見つけました。

大きくなってきましたよ。

 

今度お散歩に行くとき

子どもたちに触らせてあげたいな~と

思いながら写真を撮りました。

 

キウイ大好き。

おいしそーーーー。