cocoroの中にたくさんのこと

母、主婦、保育士の日々の工夫や思いを綴る

発達支援センターの巡回訪問② お互いが育ち合うということ

保育園には年に一度

子ども発達支援センターの方々が

保育園を訪問され

気になる子どもたちに対して

保育士が適切な対応をしているか

保育を観てアドバイスされます。

 

昨日は私の勤務している保育園が

巡回訪問を受けました。

そのことを昨日は記事にしました。

⬇︎こちらです。

cocorony.hatenablog.com

 

 

私が担任している0.1歳児のクラスには

気になる子どもがひとりいます。

1歳児のMくんです。

 

Mくんは多動で発語がありません。

自分の好きなところに

好きなタイミングで

どこにでも行ってしまいます。

運動神経は抜群で

ちょっと目を話した隙に

高いところに登るので

いっときも目が離せません。

 

私と出会った時は目も合いませんでした。

人には興味関心はなく

興味のある場所や物で遊ぶだけでした。

 

私といる事が多いので

一緒に過ごすうちに

目が合うようになってきました。

 

登園すると私を見つけ

にっこりして走ってやってきます。

ぎゅーっと抱っこすると

頭を私の肩にのせて

リラックスして

しばらく抱っこをされています。

私は「いい子、いい子、Mくんいい子」と

抱っこのたびに言います。

これがMくんと私の

あったかい朝の挨拶。

 

保育士を信頼してくれるまで

時間はかかりましたが

Mくんは日々成長しています。

 

それでも

Mくんの保育はこれでいいのだろうか

Mくんのためになっているんだろうかと

思う時があります。

 

昨日の記事に書きましたが

発達支援センターの方に

こんな風に言われました。

 

「Mくんは先生といられて幸せだね。」

 

もったいないお言葉。

 

 

そして実はこんなことも言われたんです。

 

「先生、ひとりで保育してて辛くない?」

 

私「へ?」ってなりました。

 

それでこう言いました。

「クラスの担任とみんなで

 よく話し合っていますし

 ひとりで保育しているわけじゃないので

 全然大変じゃないです」と。

 

それに私はMくんと触れ合うことが

本当に楽しいのです。

それは私の力だけじゃなく

クラスの保育士みんなで考えて

保育しているからです。

 

でも悲しいことに

保育の現場では

担任が一人で背負って

辛い保育になってしまうことって

現実にあるんですよね。

それでそんな風に聞かれたのでしょう。

 

 

 

最近のことですが

Mくんのお母さんが連絡帳に

こんなふうに書いてきてくれた事があります。

 

「いつもMがご迷惑おかけしてます。

 先生たちの天使のような笑顔に

 助けられてます。」と。

 (天使って照れる(〃ω〃))

 

なのでお返事を。

「私たちが笑顔でいられるのは

 Mくんがかわいいからですよ。」と。

これ本当の気持ち。

 

Mくんのかかわりを

保育士がどんな気持ちでしているか

何を大切にしているかを

担任がお母さんに話していました。

そしてお母さんが子育てを頑張っていることを

労っていました。

 

お母さんは涙を流しながら

「ありがとうございます。」と

喜んでおられました。

 

お母さんにも

ひとりで抱え込まないでほしい。

 

助けてくれる人がいることで

少しでも子育てに楽しさを

持って欲しいと思います。

 

 

私は保育士として

子どもたち

そしてその命と

触れ合っているあたたかさに

感謝の気持ちがわきます。


私の方こそMくんと過ごせて幸せなのです。



お互いが想い合って

成長しあって

一緒にいられたら

幸せ。

 

どちらが育てる方とか世話する方とかでなく

お互いが育ちあっていこうという気持ちが

大切なのかなぁと思っています。