「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

怒りを持っても成長しないね

保育園は昨日で一旦保育終了。

年末年始は

保護者が仕事で

保育する人がいない子どもたちが

数人登園します。

 

と言っても

今年は今日だけ数名の登園。

年始は4日から始まるので

三が日に登園する子どもはいません。

 

 

私は昨日が仕事納めでした。

月曜日はMくんが私にべったりな日です。

次の日から休みになることを察しているように

昨日は特に

私の姿が見えないと

静かに泣き声をあげ私を呼んでいました。

愛おしいなお。

 

登園した子どもたちが少なかったため

保育士が分担して

保育園の大掃除をしていました。

私は隣の部屋で

年始の製作の準備をしていたのですが

私を探しているMくんがかわいそうで

準備をそれなりのところで切り上げ

Mくんのそばに行きました。

 

Mくんは私を見つけると

笑顔で近づき

膝に頭をすりすり。

頭や背中をなでなですると

気持ちよさそうにうっとりしていました。

愛おしいなあ。

 

他の子どもたちが寄ってくると

その子たちを手で押していました。

「ぼくの先生、取らないで。」って感じです。

そんな姿も出てきたんだね。

成長してくれてありがとう。

 

後輩保育士さんと

子どもたちひとりひとりの成長を話しながら

喜び合いました。

本当に愛おしい子どもたち。

ありがとう。

 

そんな時に

年長児の担任が

年長児が発表会に使った

ハッピとコテを持って

後輩保育士さんに

「これ、いつでもいいんだけど

 破れてるから縫ってもらっていい?」

と持ってきました。

 

一瞬ふたりとも止まってしまいましたが

「わかりました」

と受け取る後輩保育士さん。

 

え?え?

自分で縫えない?

と思う私。

 

 

確かに我が保育園では

年長児担任はすることが多いので

午後昼寝に入る3歳以下のクラス担任が

昼寝の時間を使って

雑用を引き受けることになっています。

 

 

でもさあ。

明日から大型連休。

あなたも私も休み。

 

そう言うこともできず

でもこのまま後輩保育士さんが引き受けるのも

何か違うような気がするし。

優しい後輩保育士さんは

多分何も言えない。

 

私のおせっかいがムズムズしてきて

とりあえず状況を共有しようと思い

話しかけました。

 

ハッピは脇がビリビリに破れ

コテはマジックテープが取れていました。

どう考えてもミシン仕事。

 

「これ、ミシンじゃないとまた破れるね。」

と私が言うと年長児担任が

「手縫いじゃ無理ですか。。。」と。

 

なんとなく

ムクムクと怒りみたいなものが込み上げて

「じゃあ。

 私、ミシンで縫ってこようか?」

と提案すると

「うちのミシンが壊れてて。。。」

とかなんとか。

ミシンが壊れてるなら仕方がないし

手縫いでいいと思っているなら

自分で直せたわけだし。

しかもいつでもいいのなら

保育園のミシンを使って

自分でもできるはず。。。

 

急に破れたけど忙しすぎて無理!

という状況なら

もちろんすぐに引き受けて

みんなで協力して

大至急直しますよ。

でもそういうんじゃないし。

しかも明日から

大型連休。

あなたも私も休み。←しつこいけど(・_・;

 

後輩保育士さんが私を

申し訳なさそうに見ています。

でも年長児担任は

「いいですかあ?すみません。

 じゃあお願いしまーす。」と。

ちょっと天然なところは

あまり動じない強さでもあるわけですけど。

 

もちろん引き受けましたよ。

でもなんか。。。

モヤっとしてしまいました。

(ココロ狭いですかね?)

 

後輩保育士さんはミシンが苦手。

だから衣装も私が縫ったわけで。

でも彼女は優しくて

引き受けてしまう。

「すみません。」と私に言ったけど

彼女が謝る必要はありません。

 

私が勝手に引き受けたのですから。

 

そんな怒りに近い感情を

ハッピと一緒に持ち帰ってきた私。

旦那が珍しく

「なにそれ?」と聞いてきました。

私の話を聞き珍しく目が点に。

 

でもそのあと

「休みの間も家で

 たまってる仕事たくさん

 するんかもしれんぞ!」と。

 

ほんとだね。

そうかもしれないのに。

 

私ったらなんかひとりでムクムク来てた。

こんなことたまにあるなあ。

 

私もうっかり誰かに

「怒り」を与えてしまうことも

あるかもしれないのに。

 

 

それでもハッピの破れを見ながら

「今日は無理。めんどくさい。」

と思っていました。

 

 

怒りを持っていても仕方がないの。

破れは誰かが直さなくちゃいけないし。

子どもたちのためだとおもえば

なんでもないこと。

本当に快くしなくちゃ。

 

 

そしたらタイミング良く

こんな素敵な記事に出会えました。

葉月さんの昨日の記事。

ぜひ読んでいただきたいです!

 ⬇︎

www.xn--7ov146d.net

 

考え方一つで

「怒り」っていう気持ちは

ほぼ感じなくなったそうです。

 

その考え方がとてもいいのです。

 

責任の重い仕事を

押し付けられても

率先して引き受けることで

その人より先に成長できる。

そのチャンスをいただくという考え方。

 

葉月さん。

悟りを開かれたのですか???

私にはそういう考え方が

思い付きませんでした。

これまでも葉月さんの気付きや考え方に

救われてきました。

葉月さん今回もありがとう^_^

 

ハッピとコテを直すお仕事で

私のミシン技術は上がり

今後に活かせるかもしれませんよね。

よし。

やらせていただこう。

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 ⬆︎これが何枚もあるの。

 

でも

 

怒りを持たずに

まだまだ成長しよう。