「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

タッチケアで幸せになろう

今年度も残りわずかになりました。

年長児の子どもたちから

手紙をもらいました。

 

「小さいときに抱っこしてくれて

 ありがとう。」

と書いてありました。

 

だっこ

 

私は子どもたちを抱っこするのが好きです。

子どもたちが安心して

心地よい顔を見せてくれるからです。

そして

抱っこをしている私も

ココロがあったかく

落ち着くんです。

 

これってどういうことでしょうね。

 

 

ある日の新聞記事に

タッチケアのことが載っていました。

素敵な記事だったので

切り抜いて

スケジュール帳に貼りました。

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タッチケアとは

手当てのことですよね。

 

タッチケアとは文字通り、触れることで人の心身をケアする手法のことです。

 

小さい頃にお腹が痛くなると

いつも父がお腹を撫でてくれました。

薬の効果もあったのかもしれないけど

私はお父さんの温かい手当てのおかげだと

感じていました。

 

例えば米国では、未熟児で生まれた赤ちゃんにタッチケアを続けたところ、体の成長が促進されたという研究事例が報告されています。これは触れることでオキシトシンがつくられ、成長ホルモンの分泌を助けた結果だと考えられています。

 

本当に手当てには

体やココロのストレスを

緩和させる働きがあるようです。

 

オキシトシンはよく聞くホルモンです。

俗に幸せホルモンと呼ばれていますよね。

 

自分の手

大切な人を幸せ者にすることも

できると思うと

幸せな気持ちになります。

 

 

娘はもう大学生だというのに

ハグしてくる時があります。

それはほとんどが

不安なことがある時です。

 

だから私は小さい子にするように

くっついたり撫でたりします。

 

大人でもタッチケアによって

幸せホルモンが

出てくるんでしょうね。

 

保育園の子どもたちがお昼寝する時

「トントンして。」と言うのは

保育士の手で体をトントンして

タッチケアをしてもらうと

安心して寝付けるからだと思います。

 

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今日保育園で

1歳児のYくんが

急に私にくっついて来ました。

 

膝に乗せて抱きしめてあげると

周りの様子を伺って

誰にも見られていないことを確かめてから

ゆったりと抱っこされていました。

 

Yくんは1歳児です。

4月に2歳になっているので

来月には3歳になります。

 

甘えているのを

他の保育士に見られたり

言われたりすることが

恥ずかしいと思っています。

 

いろんな言葉を話し

ニコニコよく遊ぶ子だけど

最近友だちとよく喧嘩をして

激しく言い合いをするようになりました。

 

周りの子どもたちも

言葉が使えるようになり

Yくんと

言い合いのケンカができるようになった

というのもあります。

 

喧嘩をするということは

悪い事ではなく

成長した証です。

これからますます

いろんなケンカをして

相手の気持ちを知ったり

自分の気持ちを相手に伝える方法を

知ったりしていきます。

 

Yくんはケンカだけでなく

最近特に

癇癪を起こしたり

すぐに泣いたり

ぬいぐるみをたくさん抱いて

安らぎを求めたりすることが

多くなりました。

 

Yくんは

しっかりして見えるけど

最近少し不安定に思えて

保育士間でも

Yくんへの関わり方を話し合っていたところ。

 

急に私にくっついて来てくれたことを

嬉しく思いました。

 

だからすぐ抱き上げて膝に乗せ

体を包み込むようにしました。

 

もちろん周りの保育士は

見て見ぬふりです。

Yくんがくっつくのをやめないように。。

 

「Yくん。だっこ気持ちいい?」

と聞くと

「うん。気持ちいい。」と言って

結構長い間だっこさせてくれました。

 

抱っこの間

Yくんだけじゃなくて

私も暖かかったのです。

 

私にも幸せホルモンが

たっぷり出たのかもしれません。

だから今日のブログ記事は

お父さんのことではないことを

書けたのかな。ね。

 

 

 

親しい人とのタッチケア

お互いのために

大切にしていきたいことです。