「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

今は助けてもらう時

日曜日に退院して

3日が経ちました。

退院した日は

退院祝いのケーキなんかいただいて

家はいいなあってしみじみしてました。

 

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みんなでご飯食べられるし

娘と好きな時に話せるし。 

やっぱり家族といることって

落ち着くなあ。

 

 

とはいえ

まだまだ家の中を

自由に動きまわれるほど

回復はしておらず

薬を飲みながら

痛みを抑えて

ゴロゴロしています。

 

このゴロゴロに

ちょっとした罪悪感を

持っちゃうんですよね。

 

まだ

重いものが持てないから

買い物はひとりでは無理だし

そして長時間歩けないので

買い物には行っていません。

 

洗濯はオールお任せだし

掃除もしてません。

 

でも

食事の支度をしないで

ゴロゴロしていることは

ココロがザワザワして

できないでいます。

 

「しなくちゃ」

と思うし

「作るだろう」

と思われているような気がして。

 

 

食事を作っている時間って

立っているのが意外と長くて

煮ては休んで

焼いては休んで

茹でては休んで

そんなふうにしていかないと

お腹の痛みが出てきます。

 

まだまだ

身体を労って

過ごす期間ではあるんですけど。

 

私がガッツリ寝ているスタイルをとれば

きっとレトルトや冷凍食品が

食卓に並ぶのだから

それでもいいのだけど。

 

入院中に

そういうものを食べていた娘に

手作りのものを食べさせたいな

という思いがあるんですよね。

 

それにどうしても

私が帰ってきたのだから

食事は私が作ると

家族は思っているのを感じます。

 

退院の時看護師さんに

「家に帰ったらあまり動かないようにね。

 家事とかやってもらえそう?」

と聞かれたので

「やってもらえると思うけど

 食事は私だと思います。

 作って欲しいと言うくらいなら

 自分で作った方が楽だから。。ハハハ」

と言うと看護師さんも

「ハハハ。わかる。わかる。」

と言っておられました。

 

 

たいしたメニューじゃなくても

「お母さん」が作った食事が出てくるって

きっと家族は喜んでくれている

と思うんです。

 

 

今朝は母から

「何か夕飯のおかずを作るよ。

 買い物も行くから欲しいものを知らせて。」

と嬉しいメールがありました。

 

母も娘(私)のことを心配して

動かなくていいように

食事の支度をしなくていいように

考えてくれています。

ありがたいことです。

 

 

親子ってステキだなー。

親ってありがたい。

娘ってありがたい。

お互いに想いあっていて

時にはすれ違ったり衝突したりするけど

やっぱり絆が強いから

また想いあえる存在で

いつづけられるんだと思います。

 

私の回復は

まだ時間がかかるし

抗がん剤治療も始まって

また家族に迷惑をかけちゃう。

 

 

でも。

助けてもらって

元気になろう。

 

助けてもらえる人がいるって

ありがたいです。

 

私も家族や周りの人たちの

助けになれるように

元気になろう。

 

 

娘が私の手の届くところにいて

いつでも話をできる幸せを

噛み締めながら

元気になろうと

思います。