「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

娘が思っていたこと

大学入学共通テストが行われましたね。

受験生の皆さんの頑張りが

十分発揮できることを願っています。

 

 

娘の高校受験を思い出します。

 

娘はとても頑張って勉強し

近くの進学校へ行くことになりました。

 

でもその高校に行ったことは

娘にとって

いいことばかりではありませんでした。

 

もしあの時に戻れるなら

子どもたちの姿に合わせた

授業をしてくれる高校を

勧めていたかもしれないと

思う時があります。

 

 

娘の高校生活は

毎日予習に追われていました。

 

学校の授業は

予習で理解している前提で

行われていました。

娘にとってはとても辛い日々でした。

 

 

学校の方針は

目指せ!国公立大学合格!

目指せ!有名私立大学合格!

というものでした。

 

子どもたちは先生たちの圧力に

ずいぶん影響されていたように思います。

 

 

我が子の好きなように

受験させたいと思う親は多く

 

それを担任に伝えても

受かる国立大学があるなら

どんな学科でもいいから

その大学を受けるべきだ

と担任に言われた方も

結構おられました。

 

 

我が子は大学に通っていますが

その大学が遠いので

当初は県内の専門学校へ行き

資格を取るつもりでいました。

 

そのことを担任に伝えると

担任からは同意されましたが

職員室で話題になり

大学を受けるように勧められたようでした。

 

最終的に娘は

自分で大学へ行くことを決めて

今の大学に通っています。

 

 

そんな娘が昨日運転しながら

こんなことを言いました。

 

「先生たちって完璧ではないやん。

先生だっていろんな人がいて

間違えることだって言うやんか。

それなんに生徒に向かって

絶対間違えてないみたいな感じで

強制してくることとかあるやん。

あれってどうなんかと思う。

先生たちって他の社会を知らんと思う。

ずっと学校の中におるから。

学校にはもっといろんな人たちを入れて

生徒にはいろんな考えがあることを

知らせた方がいいと思う。」

 

「そういえばよく思い出すんやけどさ。

めっちゃ腹立ったことあって。

試験終わったその日に

学年主任とかから

ゆっくりするのは今日の夕方までって

言われてたこと。

そんなん自分で考えるわと思ったけど

友だちのLINEの一言が次々に

先生に言われた言葉に変わっていくん。

はぁ?って思ったわ。

先生の言葉そのまま載せて

その感覚が

気持ち悪いって思っとった。」

 

 

その言葉に圧倒されました。

そして我が娘のそれら言葉に

私は納得しました。

 

 

先生も人間です。

完璧ではありません。

でも子どもたちにとっては

とても大きな存在です。

 

子どもたちにかける一言は

とても影響を与えることをよく考えて

発信して欲しいです。

 

 

受験生が被害を受ける事件が

起こってしまいましたが

加害者の高校生は

追い詰められてはいなかったんでしょうか?

 

なぜ頑張ってきた受験生に

しかも当日の朝

傷付けなければならなかったのでしょうか?

 

 

どうか

子どもたちに

いい環境といいご縁がありますように。

 

 

明日は2日目ですね。

受験生の皆さん

今までの力を精一杯発揮してくださいね。

 

 

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我が家の夕飯はナスと鶏むね肉の油淋鶏。

勉強を頑張っていた娘が

美味しいと言って食べてくれました。

今日も食べてくれてありがとう。