cocoroの中にたくさんのこと

母、主婦、保育士の日々の工夫や思いを綴る

保育中のエアコン 簡単にはつけられない問題

毎日猛暑が続いています。

昨日は最高気温35℃。

今日も33℃まで上がりました。

 

私が勤務している保育園は

20年前には

0歳児保育室1箇所だけに

エアコンが設置されていましたが

 

年々

夏の暑さがひどくなり

熱中症も心配され

現在は全保育室と遊戯室に

エアコンが設置されています。

 

 

しかしこのエアコン。

あるけど簡単にはつけられない仕組み?

になっています。

 

 

今日も朝から室温が30℃を超え

子どもたちの中には

お風呂上がりのように

髪の毛が濡れて

汗びっしょりになっている子もいます。

 

少し動くと

顔を赤くしている子もいます。

 

それでも給食準備をする頃(11時)まで

つけないで我慢します。

 

 

なぜ我慢するのか?

 

朝からずっとつけていたら

多額の電気代かかかるからです。

 

それでもつけていたら?

 

主任に見つかれば

「またつけるには早いよ。」

と言われて消されます。

 

お昼寝が終わる頃(14時半)を過ぎても

エアコンをつけっぱなしにしていたら?

 

主任に見つかれば

「早めに消してね。」

と言われて消すことになります。

 

 

そういうことが繰り返されて

結局

エアコンをつけていいのは11時頃から14時半まで

となっています。

 

運営費をまわす側からすれば

電気代の節約は大切でしょう。

 

 

でもしかし。。。

最近の夏は朝から30℃近く気温が上がります。

小さな体の子どもたちの体温は

気温に左右されやすく

すぐに体温が上がります。

 

その分

熱中症のリスクも上がります。

 

もちろん全園児

家庭から水筒を持参してもらい

保育園でもお茶を提供して

水分補給は行っています。

 

それでも

顔を赤くしている子どもたちを見ていると心配で

エアコンをつけずにいられません。

 

なので

主任に見つからないように

エアコンをつけたり消したり。

 

エアコンの温度設定は28℃にしています。

決して低めの設定ではありません。

 

しかもコロナ禍で

保育室の窓は開けっ放しでのエアコン。

なかなか室温が下がらず

電気代も嵩むわけです。

 

 

でもですね。

子どもたちの命を守るのが

最優先されなければならない保育園という場で

30℃を超えてもエアコンがつけられないって

どう思いますか?

 

 

汗をかくことも大事なのはわかります。

暑い環境に何度も身を置いたり

暑い中での運動を繰り返したりすることで

たくさんの汗をすぐにかけるようになります。

汗をかくことで

体温上昇や心拍数の増加が抑えられ

暑さに耐えられるようになります。

 

だからといって

暑い中

我慢して汗をかいていればいいというものではない

と私は思います。

 

保育園や学校でエアコンをつけていても

体を動かして遊んだり

登下校で歩いたり

汗をかく機会は

意外と多いと思うのです。

 

 

そして

ひどい暑さの中の保育は

子どもにとっても大人にとっても

過ごしにくく

イライラしたり

意欲を奪われたりしているように

思うのです。

 

涼しいから喧嘩しないのか!

涼しいから保育士のやる気が上がるのか!

なんて

そんなことを聞かれたら

「絶対そうです!」とは言えませんが

 

実際

心地よい環境は

ココロの安定をもたらせてくれます。

 

過ごしやすい室温になるだけで

子どもたちも保育士も

暑さを我慢している時よりは

遊びや仕事に意欲的になると思うのです。

 

 

私が暑い保育現場にいて感じるのは

暑さを我慢しても

そこにメリットは何も感じないのです。

 

もし

そのメリットが

「電気代を抑える」だとしたら。。。

 

オモチャや画用紙を買わなくてもいいし

なんなら保育士の人件費を削られてもいいから

「エアコンの電気代に当てて欲しい」

と思います。

 

 

もちろん電気代を抑える工夫はしています。

 

園庭に影を作って

外で遊ぶ時間を作ったり

夏には水遊びで涼を取ったり。

 

 

だとしても

それだけでは我慢できないほどの暑さの中

過ごしています。

 

ニュースでも

「室内では熱中症に気をつけて。

 エアコンをつけましょう。」

と言われているのに

 

なぜこんなに保育園は

我慢して過ごさなければ

ならないんでしょうか。

 

他の保育園や幼稚園では

どうなさっているのでしょうか。

 

 

どこの施設もきっと

運営費は十分ではないでしょうから

こんなものかと思います。

 

 

冬の寒さは

暖房がないととても生活できないので

暖房器の電気代がかかっていますよね?

 

最近の夏の暑さは

もう冬の寒さと同じくらいのレベルだと思うのは

私だけでしょうか?

 

 

保護者は心配されていると思うのです。

保育園は安心して預けられる場所なのに。

熱中症になったらどうしようと。

 

それでも保護者に

エアコンの電気代を徴収したら?

それは嫌がられるでしょうか。

 

 

電気代が不足しているのは

保育園の現状だと思います。

 

 

今日

主任から

「子どもたちに必要なオモチャがあったら

 購入できるので

 各クラスで候補を挙げておいて下さい。」

と言われました。

 

「わー。どうする?

 車のオモチャが好きだから

 もう少し数を揃えてもらおうか!」

 

「最近パズルができるようになった子どもたちに

 こんなパズルを購入してみたらどうかな?」

 

そんな話をしながら

保育士から出た言葉は。。。

 

「オモチャを買うお金てエアコンをつけて欲しい」

 

「。。。。確かに」

 

周りにいる保育士がみんな

「うん。うん。」と頷いていました。

 

 

オモチャよりエアコン代。

 

オモチャより命。

 

 

子どもたちの環境には

オモチャはかかせません。

 

いろんなオモチャに触れたり

様々な遊びをしたりすることで

自分のイメージを膨らませ

やがてそれを友だちに伝えて

一緒に遊べるようになります。

 

 

それでもやっぱり

この酷暑の夏には

オモチャよりエアコンをつけたい。

 

切に願っています。

保育園で熱中症が起こりませんように。

 

 

それでも改善されるのは

今日明日のことではないだろうし

こっそりエアコンをつけるしかないですね。

 

 

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