昨日は週末の旅行支度のための買い物をして
遅くに帰ってきた娘。
LINEで私の悪い対応を指摘され
いろいろ悩んで
普通に明るく迎えることにした私。
どうにか不安から救い出したいがために
イライラと接していたことは
ほんとにほんと、反省です。
それに
なんとかしてやろうとしたところで
娘の人生は娘が決めるものだから
アドバイスと言う名の余計なひとことは
辞めることにしようと誓いました。
娘が遅い夕飯を食べてお風呂に入ったところで
私はオリンピックのバレーの試合を観て
寝る支度をしていました。
濡れた髪をそのままにして寝転がり
「ああ。旅行の支度もできてない。
仕事も辞めたい。
私なんて、なんもできん。。。」
と言い始めた娘に
なんと声をかけたらいいのかもわからず。。
でも辛いのだけはわかる。
ココロの病の辛さは痛いほどわかる。
支度を怠けているのではないことも
仕事が嫌なのはワガママじゃないことも
知っている。
何も声をかけられず
「そろそろ寝ようかな。」と言ったら
「え?寝るん?」と聞かれたので
「お母さんにできることがあれば
助けになるけどなんかある?」
と聞いてみました。
『わからん。』
「でも。。
お母さんもどうしてあげたらいいか
わからんくって。。」
いや。
わかっている。
私にそばにいてほしいこと。
わかっているけど
辛そうな娘のそばにいるのが辛いんだ。
娘のことを救いたいとか言いながら
結局なにもできないんだな。私。
ドライヤーを持ってきて
「髪の毛乾かすまでお母さんいるから。」
と言うと
なんとか起き上がって髪を乾かし始めました。
「何が辛い?」
と聞いたら
『いちいち手を洗わないと気が済まないのもイヤ。
そういうの止めたいのに止められないのが辛い。
薬を勧められたけどそれを飲むのも不安。』
そーやよな。
辛いよな。
ぜんぶ辛いよな。
私だったら。。。
もし私が今の娘の立場だったらどうするだろうと
真剣に考えて
「お母さんだったら。。。こうするかな」
と言ってみました。
ああしたらいい
こうしてみたらいい
ではなくて
お母さんだったらこうするかなを
話してみました。
娘は話を聞いて
「うーん。」と黙っていました。
「お母さん先に寝るね。おやすみ。」
返事をしない娘を心配しながら
寝室へ行きました。
今、一緒にいても
娘は嫌なことを私に聞いてもらえるけど
旅行の支度は進まないから
きっと最終的にもっと辛くなるはずなのです。
ひとつひとつの作業に時間がかかるので
その時間は確保しなければ。。
私が寝床に着くとリビングから
娘の小さな泣き声が聞こえてきました。
辛いね。
辛いんだよね。
どうしたらいいかわからんよね。
すぐにそばにいって
背中をさすってあげたい。
でも昨夜は少し様子を見ることにしました。
しばらく泣いたら
ガタゴト音がして動き出した模様。
娘の作業音を聞きながら眠れずにいました。
リビングの灯りが消えてから
ようやく寝付きました。
娘のために私ができることはなんだろう。
何が正解なんだろう。
私がココロの病になったとき
父と母はいつも私の生活を助けてくれました。
おかずを持ってきてくれたり
病院の送迎をしてくれたり。
特に
アドバイスもなかったけど
とても助かったし心強かったな。
だから私も
娘が少しでも元気になるように
料理しています。
それだけは必要だとわかるから。
あとは
いつでも助けてやれるように
私自身が元気でいないと。
あとは。。?
ぎゅっと抱きしめて娘への愛を伝えること。
あとは。。
あとは。。。?
娘が自分で決められるように見守ること。
私がお母さんで良かったんかなー?
なんて
思ってしまう今日この頃。。