「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

みんな空の下

お互い会いたいと思っていたけど

なかなか会えなくて

しかもコロナ禍になり

もっと会えなくなっていた

友人がいました。

 

クルマで1時間の距離だし

いつでも会えると思っているうちに

日が経っていきました。

 

LINEのやり取りで

私の癌の再発のことを

知らせると

「仕事休むから会おう。」

と言ってくれて

昨日

会うことが出来ました。

 

ありがたい時間。

 

会いたい人に会えるって

嬉しいことですね。

 

 

夕方はきれいな夕焼けを見ました。

 

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この空が大切な人たちと

繋がっているんだね。

 

みんな空の下。

 

会えないときも

想いがある時に

言葉を交わせたらいいね。

 

「いつか」ではなくて

「いま」交わそう。

 

それがいいと思う。

 

それがいいと思う。

 

 

 

 

 

私 ひとりぼっちじゃない

癌の再発がわかってから

悲しい思いも

寂しい思いも

怖い思いも

たくさん感じました。

 

でも

暖かい思いも

嬉しい思いも

たくさん感じました。

 

 

癌に押し潰されて

周りに取り残されて

ひとりぼっちになっていました。

 

でも。

でもね。

 

周りの人たちは

決して私を

ひとりぼっちには

しませんでした。

(ありがたい)

 

癌のことは

保育園(職場)以外は

ほとんど知らせていません。

 

こんな時にタイミングよく

仲良しの友だちからLINEがきて

話しているうちに

自分の辛さを吐き出してしまうことがあり

申し訳なく思っていました。

 

でも

友だちは

ただそっと

私の背中をさするように

暖かい言葉をかけてくれます。

 

私のブログにコメントくださる

それらの言葉の暖かさも

ココロにしみて

私はひとりぼっちでないことを

感じています。

ありがとうございます♪

 

私のことを想って

遠くの友だちから

ステキなものが届きました。

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ひとりじゃない。

想い合ってる人たちがいる。

 

 

娘からの母の日のプレゼントが

今日届きました。

かわいいワンピース。

着てみたら

娘に「かわいい。」と言われる前に

自分で「かわいい。似合う〜。」

と言っていました。笑

 

夏は副作用で

体調が悪くなること確実だけど

このワンピースを着て

ルンルンと病院に通えそう。

できれば

病院以外のところに行きたいけど。

 

そして今日のお昼は

娘とホットケーキを焼きました。

豪華なやつにしました。

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ひとりじゃない。

 

みんな応援してくれてる。

 

 

ありがとう。

ありがとう。

 

私ひとりぼっちじゃないや。

 

 

わたし生きないとね。

することは山ほどあります。

掃除とか洗濯とか

なんだってあります。

 

でも

癌に対する不安が抑えきれず

なんにも手につきません。

手芸の物が入った棚を

ガサゴソあさって

刺繍をすることにしました。

 

30年ほど前だったかな。

お母さんの刺繍の本を見て

刺繍糸をたくさん買って

いくつも刺繍を仕上げました。

 

途中になっていた

女の子の図案の刺繍を

今日はひさしぶりに再開です。

 

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細かい作業ではありますが

縫い込んでいくと

病気のことを少しの間

忘れていられます。

 

不安はそこに置いたまま

作業をすることの大切さを

今日また感じています。

 

 

「この刺繍出来上がったら

 どうしよかな?

 クッションとかにしよっかー?」

と独り言のように言ったら

そばにいた娘が

「私の部屋に飾るよー。」と。

 

こんな昭和レトロの刺繍を?

と思ったけど

とても嬉しく思いました。

 

そして

「これが私の形見になるんだな。」

なんて

ちょっと悲しいことまで考えてしまって。。

 

すぐネガティブになるんだな。私。

 

 

私が生きているのは

きっと自分のためではなくて

周りにいる大切な人のためです。

 

大切な人がいるから

生きたいと思うのです。

 

私がいなくなったら

悲しいのは私ではなく

周りの人たちです。

 

 

だから私。

まだまだ生きたい。

 

 

生きないと。

 

 

 

幸せの鉄板焼きとタティングレース

娘のリクエストに答えて

今日の夕飯は鉄板焼き。

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野菜やお肉を

順番に焼いて

「おいしい」「おいしい」

と言いながら食べる

幸せの時間でした。

 

 

娘が最近ハマっている

タティングレース

「お母さんにも教えてあげる!」

と言うので挑戦してみました。

 

「どうせお母さんはすぐに習得して

 私より上手くなるよね。」

と言う娘の言葉に

「きっとそうやなー。」と思いました。

 

でもここは娘の得意なものを

奪わないようにしないと。

 

サッサと習得しないように

気を付けて教えてもらったのだけれど

結局思った以上に難しく

上手く出来ず。。。

 

娘は「お母さん、それなに〜?」

と言ってゲラゲラ笑うので

私も自分の出来なさに

ゲラゲラ笑ってしまったよ。

 

笑いながら楽しく作る

タティングレース

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なんて幸せな時間。

 

 

 

私は

境界悪性卵巣腫瘍 (顆粒膜細胞腫)

と言う希少癌の再発に

打ちのめされて

立ち直れず

それでも日々家事をして

不安なままで過ごしています。

 

 

娘は私が不安なのを感じて

いつも以上に

私にかまってくる。。。

 

かわいい娘。

 

もっと一緒にいたいです。

 

この想いは

きっと叶う。

 

 

叶う。

 

 

 

失いたくないもの

ガン再発で

怖くてたまらない毎日を

なんとか過ごしています。

 

のっけから暗い記事で

ごめんなさい。。。

 

でも

今の私の本当の姿です。

 

 

何が怖いかって。。。

 

笑って話す娘の顔を見て

悲しいほどに楽しくて

失うのが怖いのです。

 

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庭のスズランが咲きました。

来年また見れるかな。

 

 

私が何かしたっけな。

 

何か悪いことをした罰?

 

そりゃね。

いいことばかりしてきたわけじゃないけれど

失敗だってたくさんあったけど。

 

それとも運命?

 

人生が

最初から決まっていたとは

思えんなあ。

 

 

これからも

大好きな人のそばで

生きていきたいのだ。

 

娘と笑ってたくさん話したい。

 

孫を抱っこして愛おしみたい。

 

保育園の子どもたちと触れ合いたい。

 

季節の花を観たい。

 

料理を作って喜ばれたい。

 

ブログを続けたい。

 

音楽や絵や映画を楽しみたい。

 

レザークラフトやピアノを楽しみたい。

 

こんな普通のことを

これからも続けていきたいだけ。

 

死を考えると

生きることに欲張りになる。

そして普通のことが

どんだけ幸せだったのかを

痛いほど知ることになる。

 

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今日もとてもいい天気。

ココロとは裏腹に。

 

それでも

シーツをたくさん洗濯しています。

わたし主婦なんやなあ。

 

不安を抱えている娘を見て

ココロが痛み

心配ばかりしています。

わたしお母さんやからね。

 

 

 

 

 

桜の小道に寄ることができるココロの余裕が大事


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今日もいい天気。

 

保育園の入園式も

無事終えました。

子どもたちも保護者の方々も

ニコニコした笑顔が

とてもステキでした。

 

私が担任していた子どもたちが

親になって

我が子を入園させてくれることが

多くなりました。

 

「先生のこと覚えてる?」

と聞くと

「はい。覚えてます。」

と立派になった教え子たちが

答えてくれます。

 

なんて嬉しい。

 

今日まで

保育士を続けてきたからこそ。。。

ありがたいことです。

 

春は

嬉しい出会いが

たくさんありますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

桜の季節になると

通る道があります。

 

少しだけ遠回りだけど

仕事の帰りに

この桜の小道を通ります。

長く続く桜並木は

青い空に映えて

とても美しい。

 

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空気が澄んでいると

遠くに連なる山々も見えます。

 

人生慌てず

時間に追われず

ちょっと遠回りしても

観たい景色をみれる

そんな人生を

歩ませていただいています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

10年前までの私は

ちょっとした遠回りも

もったいないくらいの気持ちで

突っ走っていました。

 

フルタイムの保育士の仕事も目一杯。

子育ても一生懸命。

家事も手は抜かず。

 

とにかく精一杯の毎日に

満足していました。

 

桜が咲いているこの小道を

通勤途中に遠くから見ることはあっても

そこへ遠回りして桜を観に行く発想は

持っていませんでした。

 

とにかく時間との闘いだったからです。

 

全力で頑張っていたココロと体は

悲鳴をあげていました。

 

最初に出た症状は

背中のコリやしびれでした。

 

そして睡眠障害

睡眠中に力を入れていて

腕や背中が凝っていたり

足を上げて寝ていて

太ももが筋肉痛になっていたりしました。

 

何度か病院にもいきましたが

なかなか理解してもらえず

異常なしでした。

 

そして10年前。

今の主治医と出会い

身体表現性障害(身体症状症)と

診断されました。

 

頑張りすぎて

ココロはうつ状態

それが身体の様々な症状になって

現れる病です。

 

合う薬が見つかるまで

時間がかかりました。

 

長い入院もしました。

 

身体症状が和らぐまで

本当に長い年月を費やしました。

 

何度もめげながら

それでも生きてきたことで

きれいな桜を観ることができたり

かわいい子どもたちに出会えたり

娘と楽しい時間を過ごしたりしているのです。

 

そして

余裕を持つことの大切さを

実感することができました。

 

今は

短時間保育士として働き

余裕を持って

家事をしたり

子育てをしたりして

自分のココロにも身体にも

無理せず生きています。

 

 

あの頑張りすぎ時代は

人には限度があることを

忘れていました。

やればやるだけ

成果が出るし

頑張ることが

生き甲斐だと勘違いしていました。

 

休もうとしても

手を抜けないので

時間がある限り

頑張っていました。

 

 

今は

自分が頑張りすぎていないか

無理をしすぎていないか

ちゃんと休めているか

見つめるようにしています。

 

自分のことなのに

まだ大丈夫かな〜なんて

気づかず無理していることもあるので

入院にならないように

気を付けています。

 

 

昨年度は一年間

体調を崩すことなく

休むことなく

過ごせました。

 

周りの人達にも

子どもたちにも

家族にも

そして自分にも

ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

今年度も

自分を見つめながら

ココロにも身体にも

余裕を持って

歩んでいきたいです。

 

皆様も一緒に

ステキな新年度にしましょうね。

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で当たり前でなくなってしまったからこそ大切にしたいこと

今日は仕事が終わってから

娘と一緒にお茶をしに出かけました。

 

コロナ禍で

外食はずっと控えてきたけど

娘の長い実習が始まる前に

2人でカフェに行くことにしたのです。

 

カフェまでは私の運転で

桜並木の下を通って行きました。

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スイーツもオリジナルティー

おいしかったです。

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カフェでおしゃべりするのも

久しぶりでした。

やっぱり娘とのおしゃべりは

楽しいものですね。

 

 

カフェのそばの川岸に

桜並木がありました。

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2人で並んで歩きました。

 

満開の桜を見ながら

娘と歩けるなんて

幸せこの上ないです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

娘が小さな頃から

よく話し合う関係を

大切にしてきました。

 

土曜日には

2人でランチに出かけることが

私の楽しみでした。

 

豪華なところでなくても

2人で話をすることは

とても貴重な時間でした。

 

そういう時間を作ってきたからか

今でもいろんな話をしてくれます。

 

秘密もあるんでしょうけれど。笑

 

 

日頃から

話しやすい関係でいることによって

悩んだ時や

話しにくいことがある時に

いつでも気軽に

私に話せるようにしておきたいと

思っています。

 

もちろん

話す相手は私でなくてもいい。

友だちでも彼氏でも

先生でも主治医でもいいんです。

 

私はどんなことを聞いても

同じ立場で娘を理解し

話をするようにしています。

 

時には

お互いに自分の意見をわかってもらいたくて

口調が強くなってしまうこともあります。

 

そういうことがあっても

自分の言い方が間違えていたら

ごめんねと謝って

また話をするようにしています。

 

 

話すことは

自分の気持ちを表現できる

大切な手段です。

 

また

いろんな人の意見を聞くこともできます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

娘はコロナ禍により

大学に行く機会が

グッと減りました。

 

4月から大学4年生です。

長い実習が始まる前に

コロナ対策として

進級早々

2週間の自宅待機をします。

 

そして1回目の実習が終わると

すぐに2週間の自宅待機。

そして2回目の実習です。

 

本来なら学校で

先生や友だちと学び合い

話し合い

実習に向けて

気持ちを整えていたはずです。

 

コロナ禍の今は

そんなことより

2週間の自宅待機が必須です。

 

2回の実習が終わったら夏休み。

 

卒論を仕上げ

就職活動をして

国試対策の毎日が始まるんでしょう。

 

その間

学校へ行くことはできるのでしょうか。

 

コロナのクラスターを恐れて

子どもたちの学びの場が

なくなってしまっています。

 

不安な気持ちを

友だちと伝え合ったり

先生に聞いてもらったり

そんな当たり前も

当たり前ではなくなってきました。

 

 

こんな時だからこそ

私と娘の関係は

お互いなんでも話し合えるものでありたいと

思っています。