「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

少しでも辛い思いを吐き出して… 一緒に考えていくことの大切さを感じる

昨日の夜は保育園(職場)の保育士さんと

お出かけしました。


まずは雑貨屋さんへ行きました。

とても素敵なものがいっぱいです。

 

そしたら彼女が持っているカバンを見せてくれました。

「このかばん、ここで買ったんです。

奮発して好きななものを買ってお仕事頑張ろうと思って。

そうでもしないと、、、涙」

 

 

昨日は彼女が心配で会いました。

 

話を聞くと、思っていた以上に深刻でした。

 

保育園(職場)の年中児担任の彼女は

年長児担任のとげとげ保育士に

もはや身もココロも削り取られていました。

 

傷つきやすいところは私と同じなので

聞いているだけで「ひえーーー」と思いながら

不安をあおらないように聞いていました。

 

彼女のお話ペースはゆっくりで

そのペースで話を聞こうと決めていました。

沈黙があっても待っていたら

今までたくさん我慢していたであろうことを

涙をためながらたくさん話してくれて

彼女が話せたことにほっとしました。

 

とげとげ保育士からのとげとげ発言や行動や表情に

ココロを折っては奮い立たせての一か月。

保育がままならないため

子どもたちへの申し訳なさで

気持ちがいっぱい。

 

そんな事態なのに

彼女は「私が付いていけないから悪いんです。

私が我慢すればいいだけのことです。

私が変わればいいんです。」と言っていた。。。

けれど、すり減ったココロは

とても今年度を持ちこたえられそうにありません。

 

 

「そんなに気を使ってついていかなきゃいけないことかな?」

「これ以上まだ我慢してやっていけるかな?」

 

そうやって少しずつ問いかけると

首を横に振り本心をのぞかせてくれました。

 

彼女の今の状態は

話を聞くだけでは救われない緊急事態でした。

 

私はアドバイスではなく

私の思いをただ伝えることにしてみました。

彼女が自分で考えて答えを出せるように。

 

 

私は病院の主治医に最近言われたことを

自分のこととして話してみました。

 

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私と一緒に複数担任している人は

物事を深く考えていないような人で

行事の話し合いを事前にしていても

当日はだらだらとした保育になります。

四月の給食参観でもそんな感じでした。

反省会ではもちろん

私の担任しているクラスの行動や活動が

他クラスに影響を及ぼしたと言われました。

 

そのとおりでした。

予測不可能な彼女の行動に私はあたふたして

もはや半分オフにしていたのかもしれません。

なにか考えがあるのかと思っていたけれど

結局あまり深い考えもなく

行き当たりばったりだった保育。

反省会でも彼女の発言には反省はなく

保育士みんなあきれているのかあきらめているのか。

 

そのとき私はいろんな思いがありました。

事前の話し合い通りでない行動に迷ったこと。

自分や園全体としての改善点がいくつかあったこと。

 

しかし反省会では何も言えませんでした。

なぜなら主の保育士がなんにも考えていないのに

補助的立場である私が自分の意見を

伝える自信はありませんでした。

 

私にそんな思いがあっても言わなかったのだから

どう思われていて仕方がない。

でもさああああ。

はあ。

いろいろあったんだよ~( 一一)

 

で、私の思いはどうすればいいんだろう。

 

そこで診察の時に主治医にそのことを聞いたのです。

 

はじめはアクションを起こすように言われました。

今後のためにも

どうにかしてあなたの思いを発信して

不安を取り除くようにということです。

 

発信する方法はあるけれど

保育園にとってはちっちゃなことだと思うのです。

アクションを起こして

「いまさらそんな小さいことどうでもいいわ」

と言われて傷つくのはいやだと言いました。

 

そしたら主治医は腕を組み

とても考えてくれていました。

 

結果、今回はアクションをせずに

いらない不安を持たない方向にしましょう

と言われてそうすることにしました。

 

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「私は自分で割り切って

今回はアクションを起こさないことにしたの。

だけど今後も何か起こるだろうから

その時は何らかの方法で発信していくかも。」

 

「あなたは精いっぱい一か月働いてきて

それでもココロが削られていく現状に対して

自分が我慢すればいいと言うけど

これ以上我慢したらココロが壊れてしまいそう。」

 

「アクション起こしてみた方がいいと思う?

起こさない方がいいと思う?」

 

丁寧にゆっくり聞いてみました。

 

彼女は整理していました。

 

自分の意見を全く言えないこと。

言ったらたたかれてスルーされていくこと。

それによって子どもたちの保育にも影響を及ぼしていること。

もっと話し合っていきたいこと。

自分の大切にしたい保育を分かってもらいたいこと。

 

そして自分の気持ちを

まずは主任に伝えるという結論を自分で出しました。

 

アクションを起こすことを

悪いこと、いけないことだと認識していた彼女に

ひとつだけアドバイスをしました。

 

「とげとげ保育士の悪口を言うわけではないでしょ?

今悩んでいるあなたのことを

相談することはいけないことだと思う?

だいじょうぶ。

相談は悪いことじゃないよ。

上手くいかないことや悩んでいることを

上司に相談することはいけないことじゃないよ。

それでとげとげ保育士も救われるかもしれないし

お互いのパフォーマンスも上がるかもしれないね。」

 

自分でアドバイスしながら

過去の自分にアドバイスしているようでした。

 

それを聞いて彼女は

私の忍耐不足もあるのでは。。。と。

 

「忍耐だって限度があるよ。

この一か月十分すぎるくらいの忍耐もしたね。

病気になった私だから言えることは

みんな限界があるものだよ。」

 

私に言って気持ちを整理するだけでもいいと言うけれど

短時間保育士の私は話し合いにも参加できず

思っている以上に助けてあげられない。

 

主任は分かってくれる人。

まずは素直に率直に相談したら彼女は楽になるかもしれません。

 

彼女が自分で起こした行動でいい方向へ行くと思います。

 

彼女はこの休みの間にしっかりつたえられるように

自分の気持ちを整理してみると言っていました。

 

 

保育園ってさあ。

子どもたちが成長していく大切な場所だと思うんです。

 

ケンカしたら子どもたちに言っている言葉。

「話し合って気持ちを伝えあおう」って。

 

それが保育士間もしていかないと

楽しい保育にはならないんじゃないかなあ。

 

私だってもっと話し合いが必要なんだと思います。

 

行事があって大変だけれど。

忙しさが保育士の大切にしたいものを

見失わせていくのかもしれないけど。

 

彼女と話して自分のことも振り返り

反省したり悩んだり

やっぱり半分OFFったり。

 

まとまらないけどこんな感じの私です。

どんな感じよ? 

 

仕事をする中での人間関係。

人は繋がって生きているのです。

とげとげ保育士だって悩んでいるかもしれないのです。

みんな悩んで話し合って助け合っていけたらいいな。

 

きれいごとかもしれないけれど

そうでありたいと思っています。

 

休み明けはママとたっぷり過ごした子どもたちが

朝から大泣きすることでしょう。

 

保育士も泣きたいことがあるんだよ。

みんなそれぞれそんなもの?

いろんな思いがあるのです。

 

でも、目の前にいる泣いている子供を撫でて

安心してもらえる存在でいたいです。

 

よし!

 

そのためにはGWはいい時間をたくさん過ごすぞー!

 

あっ!

今日も背中の奴がやってきたよ~。

電動スプレーカビキラーをかけてやる~(笑)

 

残りのGWは何して過ごそうか? 

 

けん玉もいいけどヨーヨーはどうかな?