「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

彼女の助けになったのか不安に思う

昨日メールがあった。

職場の年下保育士さんからだった。

 

「先生ーーー。もう疲れました。」

 

そんな短い文章でも

どれだけ大変なことなのか

保育園で会う彼女の表情でわかる。

 

メールで彼女の話を聞けば聞くほど

なんとかしてあげたくなる。

彼女は何にも悪くない。

 

本人曰く

おとなしい性格で

言いたい事が言えないので

言われっぱなしの溜まりっぱなし。

 

先輩保育士さんたちは

彼女を嫌っているわけではない。

でも要領が良すぎてスピードが早く

彼女にも求めすぎるのだと思う。

 

「先生、すごくいいよ」

そんな言葉をひとことかけてあげれば

彼女もまた自信を蓄え頑張っていけるのに。

 

そんなことは大人になったら

自分でどうにかしなくちゃいけないのかな。

 

彼女が疲れていて元気がないのは

見ればすぐわかるのに

周りは声もかけないで

日々の保育に邁進している。

いや。

みんな忙しすぎて精一杯なのかもしれない。

 

でも年上だからこそ

言えない言葉を持っている人の気持ちを

聞いてあげられる先輩でいるべきだと思う。

完璧ではなくとも。

 

そういう気持ちを持っていれば

彼女からやめたいなんて言葉は

出ないんじゃないかな。

 

 

現場で発言できる機会の少ないパートの私だけでは

どうにも彼女を救ってあげられず。

かと言って放っておくこともできず。

 

彼女の保育の近くにいる先輩保育士に

少しだけヘルプを求めた今日。

とても信頼のできる人だし

彼女のことも元気がないと案じていたし。

 

私は彼女を助けたいだけ。

 

でも。。。

先輩保育士に言ったことは

本当に良かったのか心配している。

 

先輩保育士は

色々考えて行動してくれると思う。

早速、主任と何か話をしていた。

 

でも私の行動は

彼女にとっていいことだったのか。

なんだかわからなくなってきた。

 

私は彼女を助けたい。

やめたいなんて言っているけど

やめるような保育ではないもの。

 

 

例えば。。。

私の起こした行動で

私が主任にとんだお節介屋さんと思われても

それはそれでいい。

行動を起こした私の責任。

仕方がない。

  

彼女の真意がきちんと伝わるように

そのことばかり願っている。

 

どうかどうか

彼女にとっていい方へ働きますように。

 

 

帰り際に聞こえてきた

先輩保育士と話す主任の言葉が気になる。

 

「そんなに頑張らなくていいのに」

 

きっと彼女への労いの言葉。

でも。でも。。。

 

じゃあ彼女はどう頑張ればいいの?

 

ココロの中でそう言いながら

帰ってきた。

 

私。できる限り助けになるから。。。

 

f:id:cocorony:20190711162613j:plain