「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

笑いを取って喜ぶ

今日はままごとが盛り上がった2歳児クラス。

 

みんなでごちそうを広げて

ハッピーバースデーの歌を歌って遊んでいたら

ある女の子が急に

敬礼ポーズをして

「アイアイサー」とおどけて見せてくれました。

 

「アイアイサー」???

お兄ちゃんに教えてもらったのかな。

ポーズも決まってる。

おどけた表情も完璧。

出来上がった芸のようだ。

 

その姿に思わず吹き出して笑った私。

 

女の子は受けたことが嬉しかったのか

ちょっと照れつつ

でもかなり全力で

数回繰り返していました。

 

するとそれが伝染して

「ハイハイサー」やら

「マヤミーアー」やら

「ホゲェアラー」やら

それなりに聞こえればいい風で

敬礼ポーズをし始めた数人の子どもたち。

 

みんな私や友だちが笑う姿が嬉しそうでした。

 

子どもも周りが笑ってくれることが

嬉しいんだね。。。

というか受けたいんだね。

これは人間の本能か?経験か?

 

おもしろいことを求めたり

おもしろいことを提供したりするのは

大人だけじゃないんだなあ。

でも子どもたちのそれには

大人とは違うなにかもっと

純粋なものがあるようにも感じるし

もしかして

大人のような感覚も持ち合わせているのかも。

2歳児って3年くらいしか生きていないのにね。

 

その後「またやって」と何度か聞いてみたけど

ニヤリと笑って

「いやーよー。」と。

受けないか心配してるのかな。

もう恥ずかしくなったのかもね。

やっぱり笑いにはタイミングが大事だもんね。

 

子どもって大人が思っているより

いろんなことを感じて考えているんだよね。

 

それに気づかないのが大人なのです。

自分も昔は2歳児だったのにね。

忘れてしまうんだろうな。

 

だから大人は子どものことを知ろうとすることが

大事と言うより必須なんです。

 

子どもも一人格です。

大人と同じです。

 

子どもに言葉を投げ掛けるとき

ひとりの人として

尊重して言葉をかけてあげてほしい。

私も保育士として

気を付けていることのひとつです。

 

さーて。

明日もおもしろいことやかわいいことが

あるんだろうな。

 

子どもたちの純粋なかわいい姿にふれていると

大人のややこしいことはもうどうでもよくなる。

 

ありがと。

子どもたち。

ありがと。

保育士の私。

 

たまには自分にも感謝しなくちゃね。



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