「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

母の愛が大きくて

最近暗くなるのが早いですね。

昨日の夕方、暗くなってから

母が車でうちへ来てくれました。

 

仕事を休んでから1ヶ月余り

まだ料理があまりできない私のために

夕飯のおかずを持ってきてくれることが

多いです。

 

高齢の母が暗い道を運転するのは怖いので

今日はもう来ないでね。とお願いしたのに

来てくれました。

 

遅くなってごめんねー。

と明るく言いながら

暗いから帰るねー。

とこれまた明るく帰っていきました。

 

母がかえってすぐ

涙がポロポロこぼれてきました。

私のことをこんなに心配してくれて

こんなに一生懸命してくれて

申し訳なくてありがたくて

そのうち号泣してしまいました。

泣いても泣いても涙が溢れてきました。

 

母は日中も私のことを心配して

様子を見にきてくれます。

 

私の方が母を支えてあげたい年齢なのに

病気になってしまって

今はすっかり甘えています。

 

私が泣きながら

ごめん。ごめん。と言ったら

何言ってんの?

気にしない。気にしない。

辛いね。治るよ。

大丈夫。私がいるから。大丈夫。

と言ってくれました。

 

母がいてくれて本当にココロ強い。

ありがとう。

ありがとう。

何度も母に言っているけど言い足りないくらい

ありがとう。

 

 

私が小さかった頃

母はとても厳しくて

怒られてばかりだった記憶があります。

妹たちと「昔はほんとに怖かったよね」と

未だに言い合う程です。

 

妹と喧嘩しても

お姉ちゃんなんだから!と怒られたり

母の機嫌によって理不尽な思いをしたことも

たくさんありました。

 

友達と遊ぶことやテレビを見ることも

制限されていました。

母の顔色ばかり伺っていました。

母が笑っている記憶があまりありません。

 

でも昨日たまたま

自分の小さかった頃のアルバムを見ました。

写真の母は笑っていたし

私も妹たちも笑っていました。

いろんなところに遊びに行っていました。

アルバムにはない楽しい思い出も

想いだしていました。

厳しかったのは

一生懸命子育てをしてくれてたと言うことかな。

母にも苦労したことがあったんだろうと

今なら思えます。

 

歳を重ねるごとに

同等の立場で私にいろいろ相談してくれたり

楽しくランチに行ったりするようになりました。

 

そして今は

毎日のように私のために時間を費やして

元気付けようとしてくれています。

 

 

今日もお昼に来てくれた母。

食欲がない私が少しでも何か食べられるように

パンやら果物やらを持ってきてくれました。

 

今日もとてもいい天気なので

一緒に公園に行きました。

本当は一人でゆっくり行くのが好きです。

でも昨日の夕方

暗い道を帰っていった母を見て

明日散歩に行けるようなら

母を誘おうと決めていました。

 

公園のバラの香りは今日も漂っていて

きれいな花を咲かせていました。

紅葉した木のそばを

落ち葉を踏みながら並んであるきました。

母の煎れてきてくれたコーヒーを

ベンチで座って飲みました。

母のおしゃべりは止まらなくて。

いつも愚痴を聞くのが私の役目だから。。

それができたことも嬉しかった。

一緒に来て良かったな。

 

でもきっと母の方が

良かったなと思ってくれているはずです。

散歩ができた私を見て

嬉しく思ってくれているような気がしました。

 

父が言っていました。

 

あなただって娘のことになると

どんなことでもしてあげたくなるのと一緒で

親はなんでもしてあげたいと思っているんだから

申し訳ないなんて思う必要はないよ。と。

 

ありがたい言葉です。

してもらえばしてもらうほど

申し訳なくて涙が溢れます。

 

私が元気になることが

何よりも父と母の願い。

だからもう少し手伝ってもらおう。

 

母と歩いた今日の公園も

あたたかくて気持ちが良かったです。


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最後になりましたが

ブログで励ましてくださる皆様に

感謝の気持ちをこめて。

ありがとうを。

 

 

今は不安をそばにおいたまま

元気になっているところ。

昨日より良くなっていく。

明日はまた良くなっていく。

そう強く思って生きてます。