「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

ココロの中がもぬけの殻

父は今日、

私の車に乗って

病院に行きました。

 

専門医の診察を受け

今日から入院しました。

 

私と母と妹の3人が呼ばれ

医師から話がありました。

 

ドラマのワンシーンなように

先生の声が耳に入ってきて

涙が出てきました。

 

質問は?と聞かれたとき

良くなりますか?とだけしか言えませんでした。

 

よくなる可能性は。。。

 

 

ようやく体調がよくなってきたところなのに。

ようやく元気になって

父にも母にも恩返しをしようと

思っていたところなのに。

 

帰りの車の中。

泣いている私の横で

母は

悪いイメージはせずクヨクヨしないで

いい方へ向かうと信じている。

と、いって涙は見せませんでした。

 

私は小さい頃から泣き虫で

いつも母に叱られていました。

 

でも涙は私のココロの声なんだよ。

どうしようもない。

小さい頃から

涙をとめる技は持ち合わせていないもの。

 

 

前の病院の検査で見逃しがなければ

もっと治療ができたのに。

 

コロナ禍でなければ

父のお見舞いをすることができたのに。

いちばん下の遠方にいる妹は

こちらに来ることさえもできません。

 

家族にも友だちにも誰にも会えず

父は寂しいだろうなあ。

コロナがとってもうらめしい。

 

 

私にできることは何かある?

 

どうしたらいい?

 

面会ができなくても

父が喜ぶことをしてあげたい。

 

でもなんにも浮かばない。

 

どうか長く生きてほしいです。

 


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