「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

発達支援センターの巡回訪問① Mくんとのこと

朝から快晴で

気持ちの良い日になりました。

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今日はうちの保育園に

子ども発達支援センターの方の

保育園巡回訪問がありました。

 

市内の保育園を巡回され

気になる子どもたちに対して

私たち保育士が

適切な対応をしているか

保育を観てアドバイスされます。

 

また実際子どもたちを観て

発達障害が疑われる子の状態を記録し

いずれは発達支援センターで

診断をつけるときに

役立てることになるのではないでしょうか。

 

子どもたちを

保育園

保健センター

子ども発達支援センターなど

いろいろなところが関わり

みんなで支援していける体制になっています。

 

 

保育園に発達障害が疑われる子がいても

私たちはそれを診断することはできません。

しかし毎日一緒にいるわけですから

どのような発達障害かおおよそわかるので

それに合わせて関わっていきます。

 

保護者は我が子が育てにくい子であっても

発達障害であるとは思いたくありません。

それは当たり前の正直な気持ちだと思います。

だから保育士の方から保護者に

発達支援センターをすぐに紹介することは

ありません。

 

保育園では

お母さんの子育ての悩みなどを聞き

保育園での様子を知らせ

一緒に育てていくことが大切だと思います。

そうしているうちに

大体はお母さんが受け入れ

専門的な助けを求められるようになります。

そうなった時には

子ども発達支援センターを紹介します。

 

 

親の気持ちは複雑なはずです。

我が子が発達障害かもしれないと思いながら

毎日の子育てをがんばっているのに

思うようにうまくいかず

悩んでばかりの日々を

過ごしておられるかもしれません。

 

お母さんがひとりぼっちで悩んでいる事が

多いです。

保育士は子どもだけでなく

お母さん支援も大切にしています。

 

保護者のがんばりを認めながら

決してお母さんのせいではないことや

その子に合わせた成長を

待ってあげることを知らせたり

どのようなかかわりが適しているかを

一緒に考えたりしています。

 

 

私がいる0.1歳児の保育室にも

巡回の方がやってきました。

あらかじめ気になる子(Mくん)の状況は

紙面で知らせます。

そしてその子を中心に診ていただきます。

 

私はMくんといる事が多いので

私もMくんも

よーーーく見られました。

いつも通りの保育をしました。

 

そして言っていただいた事

 

「Mくんは先生といて幸せだね。」

 

どんなに嬉しかったことか。

Mくんを抱きしめて

クルクル回って

ヤッホーと言って飛び上がりたいくらい

うれしかったです。

 

Mくんとの関わりは

これで良かったんだと言うことに

ホッとしました。

Mくんの成長に

少しでもいい影響になっていられて

幸せに思いました。

 

そして私はMくんが大好きです。

 

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Mくん。

これからも先生や友だちと

楽しく過ごしていこうね。