大学病院を受診しました。
どこかにガン細胞がないか
造影剤のCT検査。
MRIなら小さいうちに見つけられるのでは？と
素人考えで聞いてみたら
MRIは小さい範囲しか検査ができないから
CTで異常が見つかったところを検査するもの
それに小さいうちに見つけても
何度も手術できるわけではないから
CTで見つけられる大きさのものがあれば
MRI検査をすることになる
と。。。
大きいの見つかるまで待つのか。
積極的に見つけたいけど
それは叶わないのか。
患者の思い通り検査してたら
医療逼迫するし仕方ないか。
抗がん剤が効いてる可能性だってあるのに
再再発確定で話をする私と
それを否定しない先生。
なんか病気に関する全てが悲しかった。。。
昨日
自分の思考のクセを
改めようとしていたばかりなのに。
なんら変わらない今日の思考。
過去を悔やんだり
未来を心配したりしたところで
なんの意味もない。
『今』の幸せを感じないでいるなんて
もったいないこと。
でも。
悲しくて寂しくて
マスクで隠しながら
少し泣きました。
CT検査まで２時間の待ちだったので
少しずつ落ち着きを取り戻し
撮影室の横の処置室で
ベテラン看護師さんに
造影剤の針を刺してもらいました。
いつも患者さんに
声をかけておられる
明るい看護師さん。
私のスウェットを見て
「袖がバルーンになっててかわいいね。
色も上品でいいわー。」と。
そのあと私の顔を見て
「なんか。ココロが辛い？」と。
涙が溢れてきて
止めようと思っても溢れてきて。。。
「なんでも絶望ってことはないんやよ。
前向きに行こう。
前向きにならねばーエンディングストーリー。」
いつもおやじギャグを言って
患者さんを励ましている方。
偉大だ。
針を刺すだけでもいいのだろうけど
ひとりひとりに声をかけて
気持ちをなごませようとしてくれる。
帰り道にラインミュージックで
お気に入りをおまかせで再生したら
ウルフルズの「笑えれば」が流れました。
とにかく笑えれば
最後に笑えれば
情けない帰り道
ハハハと笑えれば
またまた泣いた。。。
情けない帰り道か。
私にぴったり。
でも
ハハハと笑えなかったな。。。
過去を悔やまない。
過去は変わらないのだから。
『今』を生きねば。
未来を心配しない。
心配したところで
どうしようもない。
何か起きるまで
ずっと心配してるなんてバカらしい。
『今』を生きねば。
『今』の幸せを感じて生きたい。
ハハハと笑って生きねばね。
