日曜日
胆嚢痛がやってきました。
10日前にもなったのに。
間隔が短い。
激痛で何もできなくなるのだけど
鎮痛剤がやんわり効いた頃を見計らって
帰ってきていた娘が待ち望んでいた
「野菜たっぷりのおかず」を
いくつか作りました。
娘はそれを食べ
タッパーにも詰めて
持って帰りました。
私はなんでこんな大事な時に
痛みに支配されて
やりたいこともできなくなる体なんだろう。
悲しくなってその夜、泣きました。
16年も前から痛み始めた胆嚢は
ずっと異常なしと言われてきました。
毎回激痛を数時間我慢して
なんとか凌いでいるけれど
間隔が狭くなると精神的にも辛い。
激痛に耐えなければならないことも
行動制限されることも
「なんで私ばっかりこんな目に」と思ってしまう。
２年前、抗がん剤治療の後のCTで
胆嚢の浮腫が見つかり
同じ病院の消化器内科で
すぐに腹部エコー検査を受けたけど
胆嚢腺筋症と言われただけで
経過観察も必要ないと言われました。
こんなに痛いのに経過観察もしなくていいのか。
それとも原因もわからないめんどくさい患者？
私は16年間
胆嚢について
いつもいろんな病院で
医師に見放されている感じがしていました。
痛みに耐えるしかないんだと思っていました。
でも日曜日に痛くなったことで
このまま放っておいていいのか？と
急に心配になり
昨日は近くのクリニックに行ってきました。
クリニックでは
CTをとる必要があるから
ガンの経過観察をしている大学病院の婦人科で
相談してみたらどうかと言われました。
相談したことありますよ。
その時は
婦人科では何もできないから
近くのクリニックに行ったら？と言われて
浮腫が見つかった時も
消化器内科で検査は受けたけど
経過観察はいらないと言われたんですけど。
そして今回クリニックに来たら
大学病院に行ったら？と言われるんですか？
昨日クリニックの先生の言われた
「CTをしないとわからない」というのは
その通りだと思ったし
大学病院で診てもらえばいいというのも
理解できました。
でもそのまま帰されそうになり
受診中、泣いてしまったんですよね。
どの医師からも
「わかんないから仕方ないでしょ。」
「なんとか我慢して生きていってよ。」と
言われているような気がして。
泣く私にクリニックの先生は
腹部エコーをしてくださいました。
(泣いてるから仕方なく？)
胆嚢の壁が厚くなっている(腺筋症)。
細かな石が僅かにあるようにも見える。
かといって痛みは胆嚢とは限らない。
とのこと。
そのあと胆石で炎症が起きているか
血液検査もしてくださいました。
「まだ見放されてないんだ」と思えて
少しだけ嬉しくも思いました。
でもクリニックでは限界があって
総合病院に行くべきなんだろうと思います。
行った病院でまた「わかりません」って言われて
経過観察もなかったら
どうしたらいいんだと
行く前から不安になり凹んでいるわけです。
昨日は胃の薬を出されました。
胃の薬か。。。
今までもいろんな病院で
よくこの薬もらったな。
「これで様子を見てください」
そう言われて出される薬は
「原因はわかんないし
どうすることもできないけど
とりあえずこれでも出しておくか」と
出されていることを
もうとっくに知っています。
私の診察の受け方が良くないんだろうか。
どうしたら経過観察してもらえるんだろう。
原因不明で見放されている気がする。
このまま放っておけってことか？
と。。。いろんな思いが渦を巻いています。
昨日は昼も夕方も夜も
ずーっと寝ていました。
脳が「もうムリ。何も考えたくない。」と
電源を切ったのかもしれません。
原因不明の病気も
治療の方法がない病気も
この世にはまだまだたくさんありますよね。
それに苦しんでいる人がたくさんいることも
知っています。
人と比べるわけじゃないけど
私はこうしてブログも書けるし
好きなことができる時間もあるし
「いい方なんだよ」と思ってみる時もあります。
でも。。。
いい方だとしても辛いんだよ。
みんな言わないだけで
いろんな苦労があると思うし
戦争で怯える毎日を送っている子どもたちも
たくさんいることも知っている。
そう思うと申し訳ない気持ちになって
私って弱いなあって思います。
もっと気持ちを強く持って！と
自分に言い聞かせています。
とりあえず血液検査の結果を聞きに行き
また病院三昧しようじゃないか。
病院に行けるだけで幸せなのだ。
でも私はすぐに落ち込んで
悲しくなってしまう。
そんな自分も嫌だけど
嫌な自分を私が大事にしてあげないと
今度はココロが風邪をひきます。
あの地獄に戻らないようにしないと。
精神科の入院患者に支給された
プラスチックコップを
毎日目につくところに置いてあります。
もう戻りたくない。
だから自分のココロに優しく
そして強い気持ちで立ち向かわねば。
見放されていると思っているのは
私の妄想なの？
親身になってくれるお医者様がいることを
忘れちゃいけないな。
