「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

地獄の入り口がチラッと見えた

昨日はいつもの診察の日でした。

義母の支援(介護)がスタートしたこと

そのことでいろいろ思うことがあることを

先生に伝えました。

 

私がたぶんいちばん傷ついているのは

義姉に肘を突かれて

「ココちゃん、大変やぜ〜。笑」と

ひとごとみたいに言われたこと。

 

「お義姉さんにはあなたの状態を

 きちんと伝えてある?」

 

「わかってくれてると思います。」

 

「介護は自分でしなくちゃと思ったらダメだよ。

 デイケアとか施設に入るとか

 サービスを利用するようにしないとね。

 そういうことを家族で話し合っておくことも

 大切ですよ。」

 

要支援・介護の認定はまだ出ていないけれど

受けられるサービスは受けようと思っています。

家族で話し合うこともこれからもっと

大切にしようと思います。

 

だけどそれだけではない日常的な支援は

どうしても必要になってきます。

仕事をしていない私が動くことが

多くなるはずです。

 

「あなたは自分で動いちゃう人だから。

 そんなふうにしていると鬱も再発するし

 入院することになると主治医に言われたと

 ご家族に伝えておくといいよ。」

 

というわけで

昨日はそのことをそのまま旦那に伝えました。

「無理したらあかんぞ。」と言われたけど。

 

今日は介護用品の搬入の日。

朝起きてだるい体を持ち上げながら

「これが終わったらひと段落。」

と言い聞かせて起きました。

 

義母の家に歩いて向かっていると

義母から電話が。。。

いつもなら予定時間の20分前には行くのに

10分前になっても来ないから

不安になったんでしょう。

でも電話に出られなかったんです。

もうすぐ着くからなんだけど

電話に出て「もう着くよ」と言うそれだけが

億劫だった。。。

 

どうやら思った以上に疲れていて

搬入中もリビングでぼーっとしていました。

義母に話しかけられても

「そお?」「うん」「ふーん」と

最低限の返事しかできないし

横になりたいし眠りたいし。

 

私の今日の役割は

取り付けられたものの確認だけ。

義母が使ってみてそれで良ければそれで良し。

だから特に役割はなくて

帰りたくなるほどでしたけど

家族が確認することも

介護には必要なことなんですよね。

 

手すりが合わないものがあり

また別日に搬入されることになった時

「またこの時間を待たなきゃいけないのか」と

またまた億劫な気持ちになり

そんな弱い自分に

ちょっとがっかりしました。

 

「ココちゃん、お茶飲もう。」と

義母に誘われたけど

「体調すごく悪いから。」と

帰ってきました。

 

ガス台にヤカンを置いて火をつけたまま

義母は何度も搬入される用品を

見に行っていました。

私とお茶を飲もうとしたんだろうけど。

 

ヤカンから湯気がずっと出ていても

全く気にしていない義母に

ガス台から離れるときは火を消してと

お願いしました。

それなのにまた火をつけてどこかへ。。。

 

再度知らせる力が残ってなくて

「ガス台、つけっぱなしじゃない?」と

言ってしまいました。

疲れてる。。。

 

 

家に帰ってきたら

体が動かなくなって

すぐに横になりました。

 

地獄の入り口が少し見えた気持ちになって

「だから無理しちゃダメなんだよ。」と

自分に言い聞かせて寝ました。

 

 

いやだ。

あの地獄にはもう行きたくない。

絶対に戻りたくない。

 

自分が思っている以上に

セーブしなきゃいけないんだろうなぁ。

 

 

横になっているとき

地獄行きの舟にぷかぷか乗って

そのまま入り口から入ってしまったらどうしようと

不安になりました。

 

大丈夫。

入らないように今、横になってるんだから。

しばらく休め。

電源OFF。

それでいい。

そうしよう。

 

地獄にはもう行かない。

 

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診察の後にひとりおいしい時間を持ったけど

それよりも今は休めなんだな。