「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

娘のためにただ存在する

先日、娘と結婚について話をしていて

「子育ては大変だけど

 お母さんが助けられる間は

 できるだけ助けてあげるよ」

と言うと

娘は

「いつまでもお母さんに頼っていてはダメだよ」

と言っていたのだけど。。

 

まだ1週間が始まったばかりの今日

助けを求めて娘が実家に帰ってきます。

 

 

娘はとにかく生きづらそう。

いろんなことが気になって

生きていくのが大変なのです。

 

朝起きて仕事に行って

周りの人たちに気を使って

細かいことに気付くことも多くて

納得できないことを押し殺して

疲弊して帰宅。

 

夕飯はバランスの良い食事をしたいのに

作る気力もなく

 

婦人科の主治医から

痩せないように言われているのに

食べても食べても太らない上

食事を作れない自分に嫌気が差すらしい。

 

昨日は頑張って作ったのに

アルミホイルが入ったかもという不確実な理由で

作った料理を捨ててしまったとか。

 

おかずなしでご飯を食べ

夜遅くかかってきた電話で

「明日そっちに帰っていい?」と。

 

 

なんとなくため息が出てしまいました。

娘には聞こえないように

ココロの中でため息。。。

育て方、間違ってしまったのかな。

そのせいで娘は生きづらいのかな。

 

土日も娘の喜ぶ料理をしたけれど

今日帰ってくる娘のために

野菜たっぷりのスープを作って

明るく迎えたいと思うけど

どうしたら娘がラクになるのか

私はどうしたらいいのか。。。

 

わからない。

 

 

娘の不調に前ほどドギマギしなくなったのは

娘の辛さを丸ごと受け止めないように

いているからかもしれません。

 

受け止めたところで

何も解決しない気がするんです。

 

性格を変えて乗り越えるのは

私ではなく娘ですし。

 

私はただ

うんうんとうなづきながら

温かいものや美味しいものを食べさせて

喋って笑って楽しい時間を共有するのが

いちばんいいのかなーと思っています。

 

それだけでいいのかな。。

 

 

娘に限らず私自身の性格も

ポジティブだったら良かったのにな

と思うことはよくあるけど

こうやって生まれついたからには

特性をコントロールするしかないわけです。

 

あまり考えすぎないで

「なんとかなるさ」と唱えながら

ドキドキを誤魔化して

なんとか明るく生きていくようにしている私は

 

娘のお手本にはなれないけど

共感はできる。。。かな。。。

 

と言っても

私は娘ではないので

分かり切れない部分もあって

 

だから私の意見を押し付けないように

「へー」とか「ふーん」とか言って

やり過ごすこともあります。

 

これでいいのか。。。

 

 

細かいことを気にする性格は

周りに理解されなかったり

その分迷惑をかけてしまうこともあります。

 

だから娘には

自分の特性によって起きている考え方や行動を

理解してもらう。。

 

というか

 

理解してもらえないとしても

私はこんな風に考えてるんだ

私はこんな人なんだ

と伝えることも必要なのかもしれないね

と言いました。

 

まあ

それを伝えられるような

オープンな性格ではないから

悩むし傷付くのだけど。

 

 

私は娘が産まれた時

どんなことも我慢できると思うぐらい

嬉しくてたまらなかったし

 

どんなに仕事が忙しくても

体調が少しくらい悪くても

娘優先で大切に育ててきました。

 

でも私のところに生まれついて

私に育てられた娘は幸せだったんだろうかと

生きづらくて苦しそうな娘に出会うたびに

思ってしまう。

 

私じゃないお母さんが育てれば

もっとおおらかになっていたかもしれないなーと。

 

 

体調が悪くて

鬱やガンになった時

辛くて辛くて

娘のことが後回しになっていたことや

長い入院の時は

娘をどんなにか寂しい思いにさせていただろうし。

 

そういうことも

娘の生きづらい特性を

強くしてしまったかもしれません。

 

私のせいかもしれないなあ。。。なんて

思ったり思わないようにしたり。

 

 

私のことを「お母さん」と言って頼ってくる娘を

どれだけでも助けてやりたいのに

助け方がわからない時もあります。

子育てってそういうものなのだけど。

 

「どうにかしてあげたい。」と

私が思っていることがもう

娘を苦しめているかもしれない。。。という

グルグル巡るのは負のスパイラル。

 

だから考えるのは一旦やめて

料理に没頭しました。

 

 

いいと思ってやったことが裏目に出て

母親として反省することばかりだけど

ずっと大切に育ててきたのは間違いないです。

 

私は

娘のことが大切で

娘のことが大好きで

できるならこれからも

娘が辛い時はそばにいてあげたいし

娘が楽しく生きられるような助けをしてあげたい。

 

ああ。

これが私の生きる意味でもあるんやろなあ。

 

私が存在することで

気持ちが落ち着いたり

元気になったりするなら

私は娘のそばに存在しよう。

 

 

娘が私に求めているのは

私の助言ではなくて

存在そのものなんかもな。

 

だから私は

いろいろ考えすぎてこんがらがっていないで

ただ「おかえり〜」と迎えて

ニコニコ存在していればいいんだな。

 

うん。

 

それでいい気がする(^^)

 

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葉桜。