昼も夜も寝ている生活を数日。
なるべく自分の気持ちに正直に
寝てたいなら寝ていたらいいと思い
ずっとお布団生活。
入院にならないように
自分のことを大切にしないと。
そう思っているけど
娘のことがとにかく心配。
布団の中でも
心配することを止められませんでした。
心配すればするほど私のココロは不安定になり
このまま共倒れかも?
体調不良になるとなんでも悲しくなるし
判断も鈍るし助けることなんてできず
どんどん悪い方へ行ってしまう。
相談した友だちの言葉や
皆さんからコメントをいただいて
助けたいなら自分の体調管理はしっかりしないとな
と思い
娘にも私の体調不良を知らせ
自分を大切にする生活を心掛けてます。
(と言っても。。考えるし動く性分)
娘は今
『自分は周りの人たちより劣っている。
何も頑張っていないから
生きてる価値もない。』
と自分を否定しています。
完全に自信喪失していて
生きる意味も見いだせなくなっています。
そんな娘が少しでも日々を楽しく生きるには
どうしたらいいのか
私はどう関わればいいのかと
思い悩んでいました。
生きる価値がないと言われると
生きるのをやめてしまうんじゃないかと
ドキドキが止まらなくなる。
「あなたは存在してくれるだけで
意味があるよ。
お母さんはあなたがいてくれるから
生きてるんだよ。」
そう伝えても娘の反応は薄く
伝わっているのかどうか。。
私、どうすりゃいいんだ。。
そんなとき友だちが教えてくれてこと。
『生きている価値がないというなら
あなたは生きる価値があるよと
そばで唱えてあげて。
時間はかかるかもしれないけど
いつか腑に落ちる時が来るよ。』
ああ、そうだ。
私は娘が生きやすくなる方法を考えていたけど
私ができることってこういうことなんだ。
「あなたは大切な存在だよ」
「あなたはそのままで十分生きる価値があるよ」
伝えて唱えて染み込ませてあげたい。
少し前に娘と本屋に行った時
精神科医:藤野智也氏の
【そのままの自分を生きてみる】
という本を見つけ手に取りました。
こうしたらいい
ああしたらいい
という感じがなく
そんなに頑張らなくていいよ
こういう考え方もあるよ
と穏やかに語りかけてくれるような本。
立ち読みしながら
「この本いいかも。圧がなくて好きだな。」
と私が言うと
娘が『読んでみたい』と言うので即購入。
一読したあと
『この本、良かった。この先生もいい。』と娘。
そして私も読んでみた。
娘がこれを読んでくれて「良かった」
と思わせてくれる内容と語り口。
私が娘に言葉をかける時の
助けになってくれる感じもしました。
娘は自分のことをこう思っています。
不甲斐なさや気にしすぎる自分に嫌気がさして
変わりたいと思っているけど変えられない。
そんな自分をどんどん嫌いになっている。
変わりたいけど変えられないなら
人生を楽しむ価値はない。。
生きてる価値もない。。。
その気持ちに
私はどう答えたらいいのかわからず
変なアドバイスをして
余計こんがらがってしまう時もありました。
でもこの本の《はじめに》に書かれていた
次の言葉を読んでホッとしました。
「変わる」ってとてもエネルギーがいるし、疲れることなのです。
それにね、「変わらなきゃ」とか「このままじゃダメ」って感じてるときは、その言葉の裏には、こんな気持ちが含まれていたりします。
・今の自分が嫌い
・今の自分は正しくない
・今の自分は何かが足りない
自分を否定する気持ちがあるんですね。
だから「変わりたい」と思えば思うほど、自分の否定につながってしまって、なんだか苦しくなってしまうってこともあったりするのです。
僕は「無理して変わろうとしなくていいよ」って伝えたいです。
無理して変わろうとするよりも、弱い自分、つらい自分、しんどい自分、できない自分、すぐ弱音を吐く自分、そのまま全部ひっくるめて「そのままの自分を大切にする」ことを意識してみてほしいなと思うのです。
「そのままでいいよ。
無理に変えようとしなくてもいいよ。」
「見つけた楽しみをそのまま楽しんでいい
価値のある存在なんだよ。」
やっぱり今はそう言ってあげよう。
それしかない。
本当に変わるときは
変われるタイミングが必要で
弱っている今じゃないんだろうな。
そして娘には
私の余計なアドバイスは意味がない。
娘が自分で自分の道を見つけられるように
私は娘の話を聞いてあげればいいんだ。
それでも娘はまた
変われない不甲斐ない自分に
ガッカリし落ち込み
私に助けを求めてくると思います。
私はまた落ち込むかもしれない。
そんな時は
私も助けてもらえる存在だよね。
友だちや母や妹
そしてちょっとズレてる旦那にも。
主治医や本
そしてここにいる皆さんにも。
私も娘もそのままの自分を受け入れて
自分を大事に生きていきたいから。
誰もが頼って生きていいよね。
どうか助けてください。