「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

自分の思いが伝われば。。。(^-^)

今日は風が少し冷たく感じましたが

とても良く晴れていました。

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保育園の近くのキウイの木も

芽吹いてきて

つぼみが膨らんできました。

花が咲くのが楽しみです。

 

 

今日保育園では

子どもたちが外遊びを

楽しみました。

 

2歳児も

保育室から出られるテラスに出て

遊びました。

 

 

テラスには

アンパンマンドキンちゃん

スプリング遊具があります。

 

背中の部分にまたいで乗って

持ち手を両手でつかみ

揺らして遊びます。

 

 

Mくんは最初

大好きな小石集めを

楽しんでいました。

 

そのうちアンパンマンのスプリング遊具に

乗り始めました。

私がそばに行くと

一度アンパンマンから降りて

私を引っ張り

ドキンちゃんの座るところに

私の手をくっつけます。

 

私の手を引っ張ったり

くっつけたりするのは

私に伝えたいことがある時です。

 

なのでこれは

ドキンちゃんに乗って」

という意味かなと思い

ドキンちゃんに乗ってみました。

 

Mくんは

私が乗るのを確認してから

またアンパンマンに乗っていました。

 

その行動は

今日は何度も繰り返されました。

自分の気持ちが伝わり

一緒に遊びを楽しめたことが

嬉しかったのだと思います。

 

 

私が乗ると

ドキンちゃんのスプリング部分が

折れる可能性もあるので(笑)

やんわり動かしましたが

Mくんはとても強く揺らしていました。

満面の笑みで。。。

 

「一緒に乗ったら楽しいね〜」

と声をかけましたが

聞こえていないのかと思うくらいに反応なく

また小石を拾い始めていました。

 

言葉がわかっていなくてもいいんです。

 

私の声は

Mくんの耳に届いていないかもしれないし

言葉の意味を理解していないかもしれません。

でも楽しいなという雰囲気が

伝わるようにしています。

 

Mくんの思いが私へ伝わって

Mくんが気持ちよく遊べたことが

大切なのです。

 

言葉の意味が分からなくても

保育士が一緒に楽しんでいる姿を見れば

Mくんは嬉しいのです。

 

 

言葉がまだ出ない乳幼児に対して

不適切な言葉をかけている人(保育士)を

見かけます。

 

赤ちゃんだから

言葉がわかんないから

いいだろうと思っているんでしょうか。

 

私は

子どもがして欲しいことを理解したり

そのことを子どもに伝えたり

嬉しい時に一緒に笑ったり

悲しい時に頭を撫でたり

寂しい時に抱っこしたり

そんな保育士でいたいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

外遊びが終わり

保育室に戻ると

Mくんはまた私を引っ張り廊下に出て

隣の保育室の戸を開けようとしました。

戸が重くて開かないので

私の手を戸の手すりにくっつけて

「開けて欲しい」と伝えてきます。

 

そこは前年度にいた保育室です。

 

昨日はおもちゃに夢中で

前保育室のことは

思い出すこともなかったのでしょう。

 

今日はふと思いついたのでしょう。

 

Mくんが伝えたいことを

私が理解したことを伝えたかったので

戸を開けて

その保育室に入りました。

 

友だちがいないことを見せながら

「Sちゃんいないね。

 Yくんもいないね。

 Mくんのお部屋は

 ここじゃないんだよ。」と伝えました。

 

それから一度

廊下に出ます。

 

するとまた

私の手を戸の手すりにくっつけます。

 

「開けてほしいよね。

 でもここは

 Mくんのお部屋じゃないんだ。

 あっちで遊ぼう。」

と言ってMくんに言葉をかけます。

 

ひっくり返って

暴れていましたが

「入りたいよね。

 でも赤ちゃんたちご飯食べるんだって。

 Mくんは先生とお部屋に戻ろう。」

と言うと

泣きながら抱きついて

現保育室に戻ることができました。

 

すぐにMくんの好きなおもちゃを提供すると

泣き続けることなく

遊び始めました。

 

Mくんが言葉を発しないからと言って

なにも分かっていないわけではありません。

Mくんのココロの中には

気持ちいい

嬉しい

悲しい

寂しい

と言う感情が

たっぷり入ってると思います。

 

そして頭の中では

したいことやして欲しいことが浮かんできて

なんとか保育士に

伝えようとしてくれています。

 

だからMくんのシグナルを逃さずに

「伝わってるよ」と伝えたいのです。

 

生活のルールの中で

危ないことなど

制止する事もありますが

命の危険があること以外であれば

制止する前に

なぜしてはいけないのかなどを

伝えるようにしています。

 

 

明日も私の手を引っ張って

いろんな気持ちを

伝えてくれるといいな。

 

私に伝わって

気持ちよく過ごせますよう

私の愛と五感を

膨らませておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちの成長に気付かされる

今日から新年度の

通常保育が

始まりました。

 

 

主にMくんの担当として

2歳児クラスに行くことになった私は

昨年度担任していた子どもたちと

今日からしばらく

同じクラスで過ごせることになりました。

 

cocorony.hatenablog.com

 

 

 

私が出勤すると

廊下で「先生」と呼び止められました。

 

見るとMくんのお母さんでした。

ちょうどMくんと登園したところでした。

お母さんは今にも泣きそうな声で

「新しいクラスになって

 前のクラスの先生たちが誰もいないって

 すごく不安です。

 Mは手がかかる子だし

 大丈夫でしょうか。」と言いました。

 

とても不安気で

話す途中から

目も潤み始めていました。

 

うん。そうだよね。

新年度は不安になるよね。 

そのうえ前年度の担任が

ひとりもいないとなると

それはそれは不安だろうと思います。

 

 

Mくんのお母さんには

こう言いました。

 

「Mくんだけじゃなくて

 みんな不安だと思うんですよ。

 子どもたちが慣れるまで

 私がクラスに入ることになりました。

   よろしくお願いします。

 不安なことがあったら

 なんでも言ってくださいね。」と。

 

するとお母さんは

「あーーー。よかったーーー。

 また、Mのことみてやってください。

 どうぞよろしくお願いします。」

そう言って笑顔になられました。

 

私の方こそ

「よろしくお願いします!」

 

私がいることに

感謝をされるなんて

保育士冥利に尽きます。

 

 

Mくんは

お母さんと私が話をしている間に

新しい保育室に

すんなり入り

新しいおもちゃに興味を示して

遊びはじめていました。

 

私が保育室に入っても

最初は私がいることに

気づかずにいましたが

私の声に気づいて

急にキョロキョロして

走って私にくっついてきてくれました。

 

良かった。良かった。

しばらくは

このクラスで過ごさせていただきます。

 

十分くっつくと

 新しいおもちゃに

あれもこれも興味を持ち

次々とおもちゃをひっくり返したり

危ない行動を取ったりしました。

 

そんな姿に

入園してきた昨年度の春を

思い出しましたが

今年度は「それはやめようね。」

と声をかけると

泣いたり暴れたりせずに

やめていました。

 

もっと不安定になるかと思いきや

好きな遊びを提供すると

昨年度のように落ち着いて

遊んだり生活したりしていました。

 

子どもの成長は素晴らしいです。

 

 

Mくん以外の継続児も

昨年度の春とは違って

新しい環境でも泣き出すことなく

ままごと遊びなどを

友だちと楽しんでいる

たくましい姿がありました。

 

みんななんて大きくなったんだろう。

 

予想していた姿より

ずっとお兄ちゃん、お姉ちゃんに

なっていました。

 

 

子どもの成長は

ひとつひとつの積み重ねで

ある瞬間に

大きく成長した子どもたちに

びっくりさせられることがあります。

 

まさに今日がそんな1日でした。

 

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映画「浅田家」 家族と写真のチカラ

 

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昨日の夜

家族で近所の桜を観に行き

その帰りに

映画(DVD)をレンタルしてきました。

 

 

昨日は

「浅田家」を観ました。

 

 

「浅田家」の公式サイトはこちら

https://asadake.jp/sp/index.html

 

INTRODUCTIONより

主演:二宮和也  原案:浅田政志

監督;中野量太   笑いと涙の感動実話!


父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと”をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな《家族写真》を世に送り出した写真家・浅田政志。普通の家族が、消防士、バンドマン、レーサー、極道、ラーメン屋……等々、全力でなりきった姿を収めた写真集「浅田家」は、思わず笑みがこぼれる仲睦まじい家族の光景として好評を博し、写真界の芥川賞ともいわれる第34回木村伊兵衛写真賞(2008年度)を受賞しました。

本作は、この「浅田家」と、東日本大震災津波で泥だらけになった写真を洗浄し元の持ち主に返すボランティア活動に参加した浅田政志が、作業に励む人々を約2年間にわたって撮影した「アルバムのチカラ」の2冊の写真集を原案に、『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で、第41回報知映画賞作品賞、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞ほか、その年の映画賞を総なめにした中野量太監督が、実話に基づき独自の目線で紡いだオリジナルストーリー作品です。

写真家・浅田政志を主人公に、彼の人生と彼を支えた家族をユーモアたっぷりに温かく描き、なぜ彼が“家族”というあまりにも身近な存在を被写体として選んだのか、そして撮り続けるのか。一人の写真家の人生を通して《家族の絆》《写真が持つチカラ》を色濃く映し出します。

 

笑いあり涙あり

ほのぼのが静かに流れていくような

あたたかいストーリー

それでいて

ココロの中に大切なものを

思い出させてくれたような

とても深くていい映画でした。

 

写真家:浅田政志さんの実話を原案として

制作された物語です。

 

映画を見終わった後

すぐに本物の「浅田家」の写真集を

検索して観ました。

映画の中で撮られたものは

本物のものと

見分けが付かないくらいのクオリティで

再現されていました。

 

エンドロールと共に

映画本篇では出てこない

「浅田家」の家族写真が

映し出されます。

 

本当に家族そろって

こんなおもしろい写真を撮ったのだと思うと

笑ってしまいました。

 

 

家族ってなんだろう。

家族って素晴らしい。

 

写真ってなんだろう。

写真って素晴らしい。

 

 

映画を観終わった後

家族や写真の持つチカラが

こんなにも偉大であることを

再確認しました。

 

本当に

あったかくて

いい映画でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

私は映画を見ながら

私の家族を思い出していました。

 

お父さん。

お母さん。

妹ふたり。

わたし。

 

お父さんがカメラ好きで

家族のイベントや

家族旅行のたびに

私たちを撮ってくれました。

 

お父さんは自分が映るのは

あまり好まなかったので

写っているのは

私たち三姉妹が多かったです。

 

お母さんは

アルバムを作るのが好きで

私たちの写真に

日時や場所

コメントを付けて

ステキなアルバムを

作ってくれていました。

 

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私が小さな頃

お母さんが自分の友人に

「私、火事になったら

 いちばんに持ち運ぶものはアルバムだわ。」

と言っていたのを

今でも覚えています。

 

その時

「へえ。お金じゃないんだ。

 アルバムってそんなに大事なんだ。」

と思っていたのも覚えています。

 

 

私はお母さんの影響か

娘のアルバムも

同じように作りました。

 

そしてお母さんと同じように

火事になったら

いちばんに持ち出したいものは

アルバムです。

 

 

写真家の浅田政志さんは

東北の大震災のとき

見つけた写真を洗浄して

持ち主にお返しするボランティアを

されていました。

 

見つけた方々は

みんな「ありがとう」と言ったそうです。

 

そうですよね。 

 

頭の中の記憶も

とても大切だけれど

忘れてしまった思い出も

写真が記憶してくれていますから。

 

その頃の親の愛情を

感じることもできます。

 

その頃の気持ちを

思い出すこともできます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お父さんが亡くなってから

1ヶ月か経ちました。

映画「浅田家」のおかげで

自分の幼い頃のアルバムを

開いています。

 

数少ないお父さんとのツーショット。

 

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若いお父さん。

なぜかシャクレ顔してる幼い私。

 

あったかいお父さんのひざの上。

 

思い出す優しいお父さん。

 

 

 

映画「浅田家」

 

暖かい時間をお過ごしいただけます。

皆さんもぜひ。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桜の小道に寄ることができるココロの余裕が大事


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今日もいい天気。

 

保育園の入園式も

無事終えました。

子どもたちも保護者の方々も

ニコニコした笑顔が

とてもステキでした。

 

私が担任していた子どもたちが

親になって

我が子を入園させてくれることが

多くなりました。

 

「先生のこと覚えてる?」

と聞くと

「はい。覚えてます。」

と立派になった教え子たちが

答えてくれます。

 

なんて嬉しい。

 

今日まで

保育士を続けてきたからこそ。。。

ありがたいことです。

 

春は

嬉しい出会いが

たくさんありますね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

桜の季節になると

通る道があります。

 

少しだけ遠回りだけど

仕事の帰りに

この桜の小道を通ります。

長く続く桜並木は

青い空に映えて

とても美しい。

 

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空気が澄んでいると

遠くに連なる山々も見えます。

 

人生慌てず

時間に追われず

ちょっと遠回りしても

観たい景色をみれる

そんな人生を

歩ませていただいています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

10年前までの私は

ちょっとした遠回りも

もったいないくらいの気持ちで

突っ走っていました。

 

フルタイムの保育士の仕事も目一杯。

子育ても一生懸命。

家事も手は抜かず。

 

とにかく精一杯の毎日に

満足していました。

 

桜が咲いているこの小道を

通勤途中に遠くから見ることはあっても

そこへ遠回りして桜を観に行く発想は

持っていませんでした。

 

とにかく時間との闘いだったからです。

 

全力で頑張っていたココロと体は

悲鳴をあげていました。

 

最初に出た症状は

背中のコリやしびれでした。

 

そして睡眠障害

睡眠中に力を入れていて

腕や背中が凝っていたり

足を上げて寝ていて

太ももが筋肉痛になっていたりしました。

 

何度か病院にもいきましたが

なかなか理解してもらえず

異常なしでした。

 

そして10年前。

今の主治医と出会い

身体表現性障害(身体症状症)と

診断されました。

 

頑張りすぎて

ココロはうつ状態

それが身体の様々な症状になって

現れる病です。

 

合う薬が見つかるまで

時間がかかりました。

 

長い入院もしました。

 

身体症状が和らぐまで

本当に長い年月を費やしました。

 

何度もめげながら

それでも生きてきたことで

きれいな桜を観ることができたり

かわいい子どもたちに出会えたり

娘と楽しい時間を過ごしたりしているのです。

 

そして

余裕を持つことの大切さを

実感することができました。

 

今は

短時間保育士として働き

余裕を持って

家事をしたり

子育てをしたりして

自分のココロにも身体にも

無理せず生きています。

 

 

あの頑張りすぎ時代は

人には限度があることを

忘れていました。

やればやるだけ

成果が出るし

頑張ることが

生き甲斐だと勘違いしていました。

 

休もうとしても

手を抜けないので

時間がある限り

頑張っていました。

 

 

今は

自分が頑張りすぎていないか

無理をしすぎていないか

ちゃんと休めているか

見つめるようにしています。

 

自分のことなのに

まだ大丈夫かな〜なんて

気づかず無理していることもあるので

入院にならないように

気を付けています。

 

 

昨年度は一年間

体調を崩すことなく

休むことなく

過ごせました。

 

周りの人達にも

子どもたちにも

家族にも

そして自分にも

ありがとうの気持ちでいっぱいです。

 

今年度も

自分を見つめながら

ココロにも身体にも

余裕を持って

歩んでいきたいです。

 

皆様も一緒に

ステキな新年度にしましょうね。

 

 

 

 

 

 

新しい環境で過ごすために

春ですねえ。

今日は気持ちの良い青空です。

我が家の花桃

満開を迎えました。

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保育園の近くの畑に

踊子草とつくしが

一面に咲いていました。

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保育園の花壇にも

たくさんのチューリップが

咲いています。

 

 

昨日のブログ記事には

Mくんが2歳児クラスへと進級し

明日から新たな保育室と担任という環境で

生活していくことへの不安を

綴りました。

 

 

どんな子にとっても

新しい環境に慣れるのは

時間が必要ですが

人とかかわることが苦手なMくんにとって

新担任とかかわることは

とても大変なことです。

 

保育をする保育士も

どのように接したら良いか

悩みながらの保育になります。

 

 

今日

主任から

こんなふうに言われました。

 

「2歳児クラスは新しい環境で

 保育士も子どもたちも大変だと思う。

 Mくんと接してきた先生(私)が

 しばらく2歳児クラスに入って

 Mくんとのかかわり方を

 見せてあげてほしい。

 なぜそのかかわりをしているのか

 何を大切に接しているかを

 伝えてあげてほしい。」

 

私が担任する0.1歳児のクラスは

しばらく入所児童が少なめです。

その間は私がいなくても

いいだろうという判断で

打診されました。

 

私はMくんのことが

心配でしたし

新担任もどうしたものかと

悩んでいたようでしたので

もちろんお引き受けしました。

 

単純に

Mくんとまた遊べる!

と思うと嬉しくなりました。

 

 

Mくんが

新しい保育室で

安心して過ごせるよう

かかわること。

それはとても大切なことです。

が、今回はそれだけではなく

次のような役目もあります。

 

 

Mくんが新担任と

信頼関係を持ち

安心して過ごすために

どのようなかかわり方がいいか

新担任に知らせていくこと。

 

また

Mくんが落ち着いて遊べるよう

新担任と共に

クラスの環境を整えていくこと。

 

 

これらのことを私にできるかと

不安に思う気持ちもあったのですが

Mくんのためになるのであれば

がんばろうと思ったのです。

 

Mくんが今年度も

楽しく過ごせるように

できるだけのお手伝いを

させていただきます。

 

それをできることが

なんだかとっても

嬉しいです。

 

 

明日は入園式。

明日も晴れの予報です。

 

楽しい入園式になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキドキの子どもたちのために

新年度がスタートしました。

と言っても

今週は登園している子は半分くらい。

 

今週は片付けや掃除をし

そして新しい担任が

新生活の環境を整えています。

 

その慌ただしさに

敏感に反応している子もいます。

2歳児のSちゃんは

昨年度担任だった先生や私に

よくくっついてきました。

指を加えたり

泣いたりする姿が

よく見られました。

 

保育室も担任も変われば

親も子も緊張した始まりになりますよね。

 

だからこそ

子どもたちが安心して

楽しく通えるように

環境を整えています。

 

子どもたちにとって

保育士も大切な環境になります。

私たちは

子どもたちが

安心して過ごせる環境でいなければ

ならないのです。

 

 

明後日は入園式で

子どもたちが勢揃いします。

 

私は0.1歳児の担任になりました。

複数担任なので

保育士間でよく話し合い

子どもたちの成長に合わせた

かかわりができるよう

努めていきたいです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

心配なことがいくつかありますが

そのひとつがMくんのこと。

 

発達障害が疑われており

言葉もなく

じっとしていられず

友だちとのかかわりもありません。

 

でも昨年度一緒に過ごした中で

大きく成長した部分も

たくさんあります。

 

私の手を引っ張って

自分の思いを伝えようとすること。

 

バイバイと手を振るようになったこと。

 

じっくり集中できる遊びが増えたこと。

 

などなど

ほんとにたくさんありました。

 

 

Mくんの今年度は

保育室も担任も変わります。

 

そのことは

子どもたちみんなにとって

不安材料になりますが

新しい環境で

また大きく成長していくものでもあります。

 

Mくんはきっと

新しい環境に慣れるまで

かなりの時間がかかると思います。

 

Mくんが少しでも早く

新しい環境に慣れ

楽しく過ごせるように

Mくんの現状や関わり方

環境の整え方などを

次の担任に伝えています。

 

来週から

新しい環境で過ごすMくんが

不安でたまらない時

前担任である私が

どのようにかかわっていくかも

とても重要になってきます。

 

私を見れば

喜んで近づいてくるだろうし

落ち着くと思いますが

どこまでのかかわりを持てば良いのか

もしくはかかわらない方がいいのか

Mくんの様子を見ながら

担任と話し合い

いちばんいい方法を

探していくことになります。

 

これがなかなか

難しいことなのです。

 

新しい環境で過ごすためには

新しい担任と

信頼関係を持つことが大前提です。

 

しかし

人との関わりが苦手なMくんは

新しい担任との信頼関係は

なかなか持ちにくいと思われます。

 

信頼関係ができるまで

私がかかわって安心した方が

良いかもしれないし

私がかかわらないことで

新しい担任との信頼関係を

早く築けるかもしれません。

 

また私には担任する子どもたちがいます。

私がその子どもたちを最優先することは

言うまでもありません。

Mくんのことが気になっても。。。

 

子どもたちひとりひとりのことを

保育園全体で受け止め

保育士同士

いろんな意見を出し合い

話し合うことが

とても大切です。

 

さて。

そんな話し合いを持ち

いい保育ができるかどうか

すべては私たちにかかっています。

 

Mくんの様子を見聞きしながら

いろんな意見のひとつを

私も発信しようと思っています。

 

がんばるぞ!

ドキドキしている

子どもたちのために。

 

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新しい春のスタート

春うらら。

庭でウグイスが鳴いています。

 

うちの花桃

花を咲かせ始めました。

 

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朝から

いいお天気。

 

今日から新年度。

0.1歳児の担任となりました。

複数担任なので

よく話し合い

環境を整えて

子どもたちの成長の手助けになるよう

過ごしていきたいと思います。

 

 

では。

 

今日も元気に

 

行ってきまーす♪♪♪