「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

初心者の私にもできたレザークラフト

ハンドメイドの革小物に感動

私が現在通院している病院には作業療法室があり

作業療法士さんがいて色々な作業をさせてもらえます。

入院していた頃、何にもやる気が起きず横になっているだけの私に

主治医の指示により、作業療法を受けることになりました。

なんのために作業をするの?それで病気が良くなるの?と思いながら、

作業療法室へ行ってビックリ。

作業療法士さんや患者さんたちのハンドメイド革小物がずらり。。。

思わず目を見開いて「これ、つくれるんですか?」と

日本語がたどたどしい外国人のように聞いてしまったのを今でも覚えています。

その時、私のココロはすっかりレザークラフトの世界に

はまってしまっていたのです。

久しぶりの感動でした。

 

私だけの革小物作り

はじめてのレザークラフト作業療法士さんが作られたものの中から

簡単にできるコインケースを作ることに。

ヌメ革を型に合わせて切り出し、作り方を教えていただきながらの作業。

できた時は「本当に私が作ったの?」と

自分で疑うほどの出来栄えでした(自慢です)

 

毎日、体の不調のことを考え、未来の不安ばかりが浮かんで過ごしていた私が

違うことを考えている。

たちまちレザークラフトの虜になり、作業する時間を楽しみになりました。

 

レザークラフトが生きがいに

こうして、レザークラフトを習いながら

自分で型を作って作れるようになったのです。

好きなデザイン。

好きな色に。

好きなものを。

そして、家族に、友達に、助けてくれている人たちにプレゼントをしました。

その時に感動して喜んでくれることがなんとも嬉しくて

いろんな革小物が作れるのが嬉しくて

「私にこんな力があったんだ」

「私の人生、楽しみも見つけられるんだ」

「私、楽しんでいいんだ」

 

レザークラフトの出会いは、私の人生に活力を与えてくれました。

レザークラフトに出会わせてくれた病院の先生、作業療法士さんたち。

その先生方との出会い。

私を助けてくれる人たちがいる。

 

自分のために

家族のために

「生きたい」

 

レザークラフトがあれば生きていけるかな。

決して大げさではなくて

楽しみを持てるというのはこんなに大切なことなのだと思ったのです。

 

楽しみの大切さ

楽しい!と思うことは人それぞれ。

作ることが好き?

読むことが好き?

書くことがが好き?

歌うことが好き?

描くことが好き?

観るのが好き?

聞くのが好き?

歩くのがすき?

 

好きを見つけるために私は

読書、ぬりえ、音楽鑑賞、ひとりカラオケ、フラダンス、水泳、散歩、、、。

体調が少し良くなると、好きを見つけていました。

でも。

好きでやっているのか、見つけるためにやっているのか、、、

いつも途中でわからなくなりました。

主治医から優しく

「楽しいですか」と聞かれ、ふと

「楽しい、、かな? 頑張ってるだけじゃない?」と。

私はすぐ頑張ってしまうのです。

でもレザークラフトだけは、している間、ずっと楽しいのです。

 

それで私は家ですることに決めました。 

必要最低限の工具を揃えました。

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家で、できるようになると、

カシメ、バネホック、などを付けたくなり

工具も少しずつ増えていきました。

本革はフリマサイトで安価なものを購入。

飾りカシメやバネホックは楽天市場で購入し

可愛い革小物が増え続けています!!

 

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私はいつでもレザークラフトができるようになりました。

それは5年経ってもまだ楽しい時間です。

 

楽しみは、生きる活力になります。

辛い症状があっても少しでもいいから頑張らない程度で

好きなことをやってみる。

不安は横に置いたままで作業してみることで、

不安から少し解放されたり

楽しいと感じられる瞬間があったりするのです。

 

楽しみを見つければ、病や悩みは、

「この人のところにいるのは居心地が悪い」

と逃げていくのではないでしょうか。

今はそんな気がしています。

 

皆さんも楽しみを見つけてくださいね。