「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

おじいちゃんの存在 娘の気持ち なにもわかっていなかった私

おとといのこと。

娘は初めて

「おじいちゃんに会いたいよ。

 おじいちゃん。おじいちゃん。」

と何度も何度も泣きました。

父が亡くなってから

1ヶ月半が経ちます。

 

私は娘の頭を撫でながら

「わかるよ。そうやね。

 お母さんもそう。」と言いながら

一緒に何度も泣きました。

 

「ずっと泣けないでいたんやよね。」

と聞くと

娘は泣きながらうなづいていました。

 

 

娘にとって

おじいちゃんは

不安な時に安心させてくれる

大切な存在だったんだね。。

 

実習前に不安でたまらなくなって

「おじいちゃんがいたらなあ。」

と言っていたのを

「そうだね。」と簡単に答えていたけど

娘のその言葉は

もっと深い意味があったことを

私はようやく気付いたのです。

 

ああ。

いつも娘のことを理解しようと

寄り添ってきたというのに。。

 

さらに娘の不安は

私の癌の再発によって

より大きくなりました。

 

母として

娘の不安のひとつになってしまったことは

とても辛いです。

 

でも親子の絆が深いからこそであって

思い合っている証なのかな。

 

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今週娘の実習が始まりました。

2日行ったところで

実習中に涙が止まらなくなり

行けなくなりました。

 

「もう無理。もう頑張れん。」

そう言って泣く娘のココロの中が

どんなに辛いものかということを

私は体験したことがあると言うのに

なんとか実習に行けないかと

優しい言葉で導こうとしていました。

だめなお母さん。。。

 

 

主治医や大学の先生方の

ご配慮により

どのように実習を乗り越えていくか

決まっていきました。

 

主治医からは

不安感が少なくなるように

しばらくは

主治医の診察を受けながら

家でゆっくり過ごすように

言われました。

 

ようやく安心した顔をしている娘を見て

「卒業に向けて前に進んでほしい」

とこだわっていた自分に

情けなくなりました。

 

「お母さん。

 私、頑張れんでごめんね。」

と言う娘。

謝らなくっていいのだ。

頑張れない時なんて

誰にだってあるし

今回のように

大切な人の死や病気に直面した時は

落ち込んで当たり前だと思う。

 

「お母さんこそごめんね。

 生きていてくれたらそれでいい。

 どんなに辛いことがあっても

 必ず家に戻ってきてね。

 必ずお母さんのもとに戻ってきてね。」

 

そう言って頭を撫でると

強くうなづいてくれました。

 

 

「生きていてほしい」

それは母も娘もお互い同じ願い。

 

 

私は来週末までに

いろんな検査を経て

詳しい治療方針が決まります。

 

覚悟を決めて

治療に向かわなければならないのに

不安でたまらず

泣いてばかりいます。

 

でも。

なぜか娘の笑顔を見ている時だけは

私の病気の不安がさーっと晴れ

安心感でいっぱいになります。

 

娘と私は

お腹にいる時からずっと

強い絆で繋がっているんだと思います。

 

これからも

お互いが安心できる存在で

生きていくんだろうなあと

感じています

 

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父の葬儀の祭壇の花。

こんなにも長く

咲いてくれています。

 

娘が

「おじいちゃんのお花」と言って

写真を撮っていました。

 

お父さん。

ありがとう。

 

娘を

私を

どうか見守っていてください。

 

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暖かいコメントの数々。

心強いです。

ありがとうございます♪

 

これからも

よろしくお願いします。