娘が週末に我が家に来ると言うので
美味しいものを作って待っていました。
ところが。。。
いつまで経っても来ないし連絡もない。
心配で電話すると
体が重くて動かないと言うんです。
これはなかなかの一大事か?
そう思って
「お母さん今から行くよ。」と言うと
泣き始めた娘。
「ひとりで悩まなくていいよ。
お父さんもお母さんも
いつもあなたのことが大事なんだよ。
来れないなら行くから安心して。」
と言うと
「もう暗くなるしお母さんの運転が心配。」と。
そこで旦那に送ってもらうことにしました。
アパートに行くと
横になり泣いていました。
持ってきた餃子餡を皮で包んで
たくさん焼きました。
「さあ。食べよ。」と声をかけると
起き上がり抱きついてきました。
「大丈夫。食べよう。美味しいから。」
ふたりで餃子を食べながら
お笑いのテレビを観て
話したり笑ったり。
食事が終わると
不安な気持ちを言い始めました。
娘は
普通の人が大丈夫なことや
スルーできる小さなことも気になってしまい
不安や悩みに繋がると言います。
その話を聞き
「普通の人」って何?
あなたが言う「普通の人」と比べることで
何が起こってるの?
と聞いてみました。
「普通の人」とは周りのみんな。
みんな普通なのに。。。
私は周りの人たちと比べたら
とても気にしすぎてばかりだから
おかしいと思うのだけど
どうしても気になって不安になってしまう
と言うのです。
まず。
娘が言う「普通の人」
つまり周りの人たちが
気にせずにいようがどうであろうが
実際気になっているのは娘自身で
それは娘の問題であって
人と比べるものではないのだから
「自分の気持ち」は優先していい
と伝えました。
「普通」が正解とは限らないと思いますし
「普通」である必要も無いと思います。
自分の気持ちは「普通」と比べることなく
そのまま大切にしていいと思います。
「自分が気になって苦しい」のだから
それを気にしないようにすることなど
無理なことであって
苦しみから解放されるには
改善策を考えることが大切です。
どのようにすることで
生きやすく過ごしやすくなるか。
そこで
「自分が不安なこと」
「その不安を改善する策」
「そのための方法」を
ノートに書いてみることを
勧めてみました。
そうすることで
自分の気持ちがよく見えるし
整理できるのではないかと思ったからです。
ふたりで具体的に考えていると
娘もできそうに思ったようで
早速ノートを買っていました。
「かわいいノートにしようっと。」
そうそう。
そうやって
自分のテンションを上げていくことも
大切です。
娘の
小さいことを気にしてしまう特性は
生きている全ての時間で起こっています。
だからきっと
とでも疲れてしまうんだと思います。
人には多かれ少なかれ
特性があります。
それを治すことは難しいことが多いです。
無理に治さなくてもいいと
私は思います。
それは個性であり
短所に思えるところは
長所でもあるからです。
それより
自分に合う改善策を見つければ
きっと生きやすくなると思うのです。
すぐにうまくいくことはないでしょうけど
いろんな場面で起こる心配事や不安。
そのままにしていれば
それがどんどん溜まっていって
嫌になってしまいます。
ひとつづつ紐解いて
改善策を見つけていってほしいのです。
それでも今生きている環境が
辛くて苦しくてたまらないなら
その場から離れることも
必要なのかもしれません。
今
辛い時期にいる娘が
生きやすい方法を少しずつ見つけて実践し
自分が快適に過ごせる生き方を
身につけてくれるように
「私はいつもココにいるよ」と
ニコニコ笑っていたいです。
娘と一緒に飲むアイスカフェオレは最高なのだ。