昨日の夜の娘からのLINE。
「お母さん明日なにしとんが？」
私「帰ってくる？？」
娘「うーーーーーん。」
(私に来て欲しいのが見え見え)
そして今朝の娘からのLINE。
「今日なにしとんが？
こっち(アパート)に来ん？」
私「うん。来ん。」
娘「えーーーーーーー。」
娘は休みがあると
友だちと遊びに行かない日は
私と遊ぼうとします。
ありがたい話ですけどね。
ひとりでいるのが寂しいのと
せっかくの休みに何かしたいのと
不安を聞いてほしいのと
美味しいご飯が食べたいのと。。。
そんな理由からだと思います。
「娘と会う時間は限られている」
よくそう思います。
いつまで生きていられるかは
わからないですからね。
誰にも。
でも今週末も娘は帰ってくる。
明後日やん。笑
私は娘といる時間がとっても大好きです。
笑ってばかりいます。
ただ娘が好きすぎて
頑張っちゃうところがあって。
野菜を食べさせたい。
美味しいものを食べさせたい。
話をいっぱい聞いてあげたい。
楽しませたい。
疲れるくらいに尽くすところがあります。
がっかりする顔を見るのが嫌だからかな。
好きだからやな。
明日はガンの検診の日で
アパートまでの運転が怖いし
気持ち的にゆっくり好きなことをして過ごしたい。
娘のこと大好きだけど
無理してそのあとに響かないように
今日はアパートには行かないことにしました。
皆さん観ておられますか？
今週は「ワテの母ちゃん」
ヒロインのスズ子の母ツヤ。
そのお母ちゃんの気持ちが
痛いほどわかって
私のココロがぎゅーっとなってます。
スズ子が東京で活躍している間に
母のツヤは病に伏してしまいました。
スズ子の弟、六郎に召集令状が届いた時
六郎がツヤに
「どんくさいお前には
赤紙は来いひんって言うやつもおったけど
ちゃんと来たわ！オレ、すごいやろ！」
と言うと
ツヤが
「すごいなあ。さすが六郎や。」
と言います。
お母ちゃんの切ない気持ち。
本当は戦争なんかに行ってほしくない。
でも六郎の認めてもらえたことへの喜びに
「すごいなあ」って言えるって。
私には言えるかな。
母の愛って広くて強いんやなあ。
別れの日も泣かずに送り出すツヤ。
戦争ってなんてひどいんやろ。
たくさんのお母ちゃんが
張り裂けそうな思いで
息子を送り出してたんやな。
バンザーイって。
戦争なんて無くなれ。
病のツヤは夫の梅吉にこう言います。
「このまま何があっても
スズ子をキヌに会わせんといてほしいねん。
これから生きていくワテの知らんスズ子を
キヌが知るんは耐えられへん。
性格悪いやろ？ 醜いやろ。」
キヌはスズ子の生みの親です。
訳あってツヤが育ててきました。
醜いのかもしれんけど
すごくわかるその気持ち。
自分が見られないスズ子。
もっと観たいスズ子の未来。
ガンになった時
私も娘の未来をずっと見たいって思ったな。
それがいちばんの悔いやったな。
「ハハキトク」の知らせを受けて
ツヤの元へ帰ってきたスズ子に
ツヤが言います。
「スズ子ごめんな。
ワテあんたともっともっとおりたかったわ
あんたと少しでも長く。。。」
「あんたが生きるんをもっとみたかった。
きっとおもろいやろなあ。
あんたの歌もまだまだ聴きたかった。」
私も
ツヤと同じ気持ちでした。
娘といたい。
娘のどんなことも観ていたい。
生きて好きな時に好きなだけ抱きしめたい。
もし私が死んでしまったら
娘は悩んだとき誰に相談するんやろ？
心配するスズ子を見たツヤは
翌日元気な姿を見せます。
でもすぐに倒れてしまいます。
母って
娘のためやったら
尽くすもんなんやろなあ。
頑張れるもんなんやろな。
すごいなあ。
お母ちゃんって。
「死なんといてよ。お母ちゃん。」
と言うスズ子の言葉にツヤが
「堪忍なあ。」と言います。
私も思いました。
「早くに死んでしまうかもしれん。
元気でおらんでごめんね。」って。
でも私は今
生きています。
娘と会えるし
抱きしめられるし
話せるし。
本当は今日も会いたいんやよ。
でも元気でおらんなんから。
明後日会おうね。
明後日元気で遊べるように
少しやんわり過ごすね。
今日も20度超えの快晴です。
未来はいつも心配やけど
生きている今は穏やかでいたいです。
私はまだまだ娘のお母ちゃんでいたいです。
