「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

青空も花も風も そして人も

いい天気が続いています。

庭のつつじ

つぼみも全て開いています。

とてもきれい。

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ベルフラワーやミニバラやセージは

私がモヤモヤしている間に

花が開いていました。

いつの間に。。。

 

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紫陽花がちいさーーなつぼみを付けているし

これからは花が開き始める季節です。

 

いつもの公園のバラが気になって

ちょっとだけ見に行きました。

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すがすがしいってこんな日のことを言うんだな。

 

バラ。

つぼみがふっくらしてきました。

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大きく開いているバラもいましたよ。

とてもいい香りを漂わせているだろうに

マスクをしていて感じ取れないや。


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花が咲いて風が吹いて

陽射しが差して空が青い。

 

それだけでも幸せなのに

それだけでは満たせないこともあるよね。

 

自分のことは自分が一番考えてるから

モヤモヤやらドキドキやらドボーンやら。

悩みがいつまでも続いたり

落ち込んではい上がれなかったりして

もっとドッボーーーーン。

ヘナヘナってなったりします。

 

でも例えば青空や花たち。

信頼できる人からの暖かい言葉や

スキンシップ。

 

みんな一人では生きていけないと思うんです。

だから周りの力を借りよう。

気付いてもらおう。

慰めてもらおう。

人はそうやってまた歩き出せると思うのです。

 

 

時々思い出すことがある。

 

わたし

ガン告知されてから手術までの間に

スーパーなんかに行くと

心の中でこんな風に思いながら

買い物してたんです。

 

「私がガンだってことみんな分からないでしょ?

  すごく辛くて今にも泣き出しそうなんだよ。

  それでもこうやって今日のおかずのこと

  考えなきゃいけないんだよ。

  トマトを吟味しているように見えるけど

  トマトが傷付いてても

  そんなのほんとはどうでもいいの。

  ガンのことばかり考えてても

  治るわけじゃないから買い物してるだけ。

  生活していかなきゃいけないし

  誰も私の主婦を変わってくれないし。

  みんな自分のことで精一杯よね。

  私がどうなっても知らないよね。

  病気じゃない人たちがうらやましい。

  いいな。いいな。

  孫と買い物。私、できるかな。」

 

周りには気付かれず不安いっぱいで

ただ一人病気と闘っている気分でした。

自分のことが心配でたまらなかった。

 

私がいなくなったらと思うと

娘のことが心配でたまらなかった。

何もかもが心配でした。

 

それでも

手術までには気持ちを切り替えて

乗り越えていく覚悟を持ちました。

手術の前に桜の花を見に行ったり

風を感じて歩いたりしました。

いろんなものや人に

勇気ももらいました。

 

無事退院してからは

こんな風におもうようになりました

 

「周りはみんな何事もないように見えるけど

  私みたいにガンだったり落ち込んだり

  私が経験したこともないような辛いことに

  立ち向かっている人もいるだろう。

  自分だけが不幸じゃない。

  自分だけが頑張っているんじゃない。

  不公平だなんて思わずに

  自分の起こる難題に取り組むのは自分。

  それで幸せをつかむのも自分次第。

  周りの人を頼ったり頼られたりして

  生きていこう。」

 

 

そう思えたからと言って

それからずっと

仏様のようにいれるわけではないですけど。

 

結局は不平不満を言うこともあれば

ちょっとしたことに

落ち込んだり怒ったり泣いたりね。

 

それが人というものなのだよ。

 

 

だから

自分の気持ちを共感してもらうことも

人の助けになることも

やめないで

お互いに頼りあって

生きていけばいいと思います。

 

 

花も風も青空も人の暖かみも

ぎゅっと抱きしめて

前に進めばいいよね。

 

ね。