「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

診察だより 睡眠のこと 無理をしなくていいこと

今日は約1ヶ月ぶりの診察日。

「どうですか?」と聞かれて

「元気です。」と答えていました。

 

まあ。。。

ほんとは不具合がまだ少しあるけど。

でもそれを横にちょっとどかして

「今」に集中することで

不具合が気にならなくなる時もあるから

それでいいかな。。と思って

まだ残っている不具合のことは

話しませんでした。

 

それより

「元気です。」と言えた自分が

愛おしく感じました。

 

なんとかやれてる。

「今」を生きてる。

楽しめるように工夫してる。

 

そんな自分が嬉しいのです(^-^)

 

 

と言ってもせっかくの診察なので

朝散歩と睡眠のことを質問してきました。

 

私は普段は7〜8時間睡眠を取っていました。

でも年末年始ごろから不調になり

早朝覚醒が始まりました。

 

暗い中で目が覚めると

悲しくて不安でそのあと眠れなくなるのです。

抑うつ状態がひどくなると

中途覚醒もありました。

 

これは脳が不安で興奮している状態から

起こっている症状なのだそうです。

 

抗うつ剤が効き始めてから

先週までは5時間睡眠が取れるようになり

4時ごろに目が覚めていました。

 

暗くても不安にはならず

眠れなかったらサラッと起きて

その分旦那の弁当が少し豪華に。。笑

 

週末からは

6時間くらい眠れるようになってきました。

が、しばらく睡眠時間は定まらないかも。

眠れないことをあまり気に病まず

いつか良くなると思うようにしています。

 

 

今、続けている朝散歩は

睡眠に効果があるか聞いてみました。

 

陽射しに浴びることで

睡眠が良くなる効果は大きいそうです。

 

セロトニン活性化のために

朝散歩では帽子を被っていないことを伝えると

先生が「被っていいよ。」と

優しく言ってくれました。

 

「陽射しを直に目に入れなくても

 下を向いててもいいし

 帽子を被ってても大丈夫だよ。

 ガラス越しより外の方がいいと言っても

 すりガラスから陽射しが入る部屋でも

 4,000ルクスもあるんだよ。」

 

そーなのかーーー。

 

ちなみに

セロトニンの分泌に必要とされる明るさは

1,500〜2,500ルクス。

太陽光は50,000~100,000ルクスで

曇りでも10,000ルクス程度の明るさがあります。

部屋の中の明るさは500~1000ルクス程度です。

 

 

抑うつで辛い時

YouTubeで見つけた精神科医の動画で

「日傘も帽子も窓越しも意味がない。

 セロトニン活性化や睡眠のためには

 朝、外に30分出なきゃダメ。」

と言ってたのを観てしまったんですよね。

 

それを信じて無理な体で

外に出て歩いて不調になる人もいるんですよ。

私のことだけど。。

 

ネットを信じすぎるのは良くないですね。

辛くてたまらないときは

精神科医のネット記事やYouTube動画を

ついつい探して信じてしまって。

 

気をつけよう。。。

ってか

あまりネット検索しないでおこう。

 

 

さて

待合室にあった本をご紹介します。

 

「きみのことがだいすき」

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体もココロも辛い人や

その周りにいる人たちに読んでほしいです。

 

【本から引用】

99人に合う靴だって

きみに合わなきゃ意味がないんだ。

 

みんなが平気な顔していても

きみが

ちょっといたいな。なにかへんかも。

 

そう思ったときは

むりをしなくたっていいんだよ。

 

弱っているとき

頑張れないとき

ココロが痛くて辛いときは

自分の気持ちを押し込めなくていいんです。

 

「無理なの。」「辛いの。」と

言えばいいんです。

そして大切なのは

それを周りの人たちも

理解してあげてほしいんです。

 

 

昨年度保育士として担任していた時

クラスに自閉症の子どもがいました。

彼は家でも保育園でも

白飯とカレーと揚げ物以外は

ほぼ口にしませんでした。

 

保育園では水分も摂ってくれないので

命を守るために

水分だけは手を変え品を変えて

なんとか水筒から飲んでくれるようになりました。

 

でも給食は

白飯に混ぜたり小さく切ったり

いろいろ工夫しましたが

摂ってくれませんでした

 

お母さんは栄養を心配して

野菜は細かくしてカレーに入れておられました。

 

このとき私は

なんでこんなに食べたがらないのかなと

悩んでいました。

栄養は子どもの成長に大切だからです。

 

発達障害児は特性が強く

見え方や聴こえ方などが

敏感になっています。

 

と言うことは。

口の中の触感だって敏感になっているはず。

 

私はふと

「この子は苦手なものを口に入れた時

 砂利を食べているように

 感じているのかもしれない。」

と思ったんです。

 

と言うことは。

なんとか食べさせようとしている私たちは

皿に砂利を入れて

「食べてごらん」と促していたんだ。

なんてひどいことをしてたんだろう。。

 

その考え方は違うかもしれないけど

こんなに嫌がっているんだから

無理して食べさせないようにしました。

 

そして彼の食べたい物だけを

お腹いっぱい食べさせるようにしました。

 

偏食は改善しなかったけれど

他の部分ではいろんな成長を見せてくれました。

 

結局この本の引用文のように

みんなが「おいしい」と食べているからって

彼に合わないなら無理しなくていいんです。

彼に合う方法があるはずなんですよね。

 

 

私の娘は保育園時代

園に送るたびに毎朝泣いていたし

小学校低学年のときは

登校拒否になりそうな時期もありました。

その後もいろいろありました。

生きづらかったと思います。

 

人には特性があります。

生きづらさを感じることも

あると思います。

 

でも。。。

今だから思うのかもしれませんが

「あのとき無理させてなかったかなあ。」

「仕事なんて辞めて

 娘の気持ちに

 もっと寄り添ってあげたかったなあ。」と。

 

そのときはそのときで

娘のことを大切に

精一杯かかわってきました。

 

でもやっぱり

もっといいかかわりがあったのでは?と

思ってしまいますね。

 

 

子どもも大人も

みんなみんな

周りと一緒じゃなくていいんです。

 

自分の気持ちを

大切に生きていきましょう。

 

苦しんでいる人がいたら

無理させるのはやめて

寄り添ってあげましょう。

 

 

今日も私は私に寄り添って生きてます。