「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

自分でなんとか生きてりゃいい

先日の診察のとき先生に

「最近の調子はどうですか?」

と聞かれて

「なんとか。。。」

と答えました。

 

「なんとか。。。生きてます。」

ということです。

 

なんとか生きてるんやったら

100点やな。

なんとか生きていけてるなんて

キセキやな。

 

 

今年のゴールデンウィーク

地獄に落ちて這い上がれなくなった私は

入院しました。

入院セットに配られたものの中に

プラスチックのピンクのカップがありました。

 

水やお茶を飲むときも

薬を飲むときも

うがいをするときも

そのピンクのカップを使っていました。

 

地獄の中だというのに

そのカップを使いながら

「元気になったら

 このカップ

 いつも目につくところに

 置いておこう。」

と思っていました。

 

もう2度と地獄に戻らないように

カップを見たときに

地獄を思い出せるように

頑張るのをやめられるように。

 

 

だから今

「なんとか生きている」のなら

十分だなあ。

 

与えられる時間だけ生きればいい。

与えられる以上に生きようとしたら

どんなに頑張らないといけないのかと思って

気が遠くなる。

 

 

力を抜いて

与えられた時間を

生きればいい。

それでいいんだ。

 

別にキラキラしてなくても

周りと比べなても

生産性がなくても

特別な何かはもうあるんだよね。

私だけの時間が。

 

私の今の生活は

それはもう特別なんだと思います。

 

今日も目が覚めて

陽射しを浴びて

好きなものを食べて

料理や洗濯をして

レザークラフトをして

花を眺めて

テレビを観て。

 

それが最高の私の時間。

 

 

病気になってかわいそうとか

そう思われたくなくて

隠して見つからないようにしてるけど

そんなこともしなくていいし

堂々と病気ですよ〜って生きてればいいし

 

周りに優しくすることも大事だけど

自分のことを優しく大切に扱うことも

ものすごく大事なことなんやと思います。

 

 

今日はなんとなく公園に行ったら

かわいいバラが少し咲いててくれて

最高やったよなー。

f:id:cocorony:20231011212315j:image

 

明日からの時間も

自分だけの時間。

自分で何をするか

どう過ごすのか

決めていい自分の時間。