「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

地震4日目 休めのシグナル

元旦の能登半島地震により

お正月らしくないお正月を過ごしています。

 

夜中は何度も目が覚めます。

余震は少なくなってきたとは言え

気になって目が覚めてしまうみたい。

 

今朝、起きたら

体が鉛のように重くて

起き上がることもできず

ウトウトしなぎら横になっていました。

 

10時ごろ

「起きんがかー?」と

少し強い口調で旦那っちに声をかけられました。

 

「体、起こせんから手伝って」と頼みました。

一緒に朝食を取り

またリビングで寝転んでいました。

 

これは「休め」のシグナル。

自分の状態を旦那にも伝えました。

罪悪感を持たずに1日休むことにしました。

 

少し元気になった時を見計らって

誕生日の母にケーキを届けて

一緒に食べました。

81歳の母は私より元気でした。

良かったです。

 

 

昨日は娘のアパートへ被害状況を

見に行きました。

ホットクックが棚から半分ほどはみ出して

今にも落ちそうでした。

 

キッチンの高い棚は

ロックがかかるようになっていて

被害はほぼありませんでした。

 

今後の備えとして

レトルト食品を買い込みました。

 

アパートにひとりになることが

不安な様子の娘でしたが

仕事が今日から始まるので

仕方がありませんね。

 

今日、娘は仕事に出かけるときに

車中に災害用リュック、水2リットル、食料

クッション、モバイルバッテリーを入れて

行ったそうです。

 

「それだけ備えれば大丈夫!」と

娘にメールをしたけれど

私はすっかりぐったりです。

 

 

今まで経験したことのない地震だったこと。

地震が起きたとき娘が金沢にいたこと。

危機感の温度差を感じ旦那とケンカしたこと。

 

いろいろなことを考えすぎて

脳が混乱して疲弊したみたいです。

 

 

落ち着いてから思ったのは

旦那と私は別人格で

それぞれ思う事は違うということ。

 

地震という大きな災害の反応だって

違って当たり前。

 

もっと冷静に話せば良かったし

考えが違っていても合わせることはなく

いいと思ったことをすればいいのかもな 

ということです。

 

まだ結論は出ていませんけど

ケンカしない方法があったはずです。

 

 

今日までにいろんなことを考えました。

我が家は避難することもなく

水もきれいになってきて

被災者とは呼べないほどですけど

 

今までは被災者の気持ちを

ほぼわかっていなかったことに

気づかされました。

 

 

能登

旦那っちとたまにお出かけする場所。
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能登の海沿いのカフェ。

お店はどうなっているだろう。

 

 

ニュースでは知っている場所が

焼け野原になっていたり

陥没していたり

土砂に飲み込まれていたり。

悲しい。

 

能登はここ数年地震が頻発していました。

私は隣県のことだと

油断していたんだと思います。

県内でも石川に近いところは

液状化現象や土砂災害などが起こり

断水も続いています。

 

この4日間で

いろんなことを感じ考えました。

 

いろいろあるから

また少しずつ

こちらで発信できたらと思います。

 

発信しないと

ココロに溜まったままになってしまいそうで。

 

 

孤立して支援を受けられていない方々を

どうかヘリコプターで運んであげてほしいです。

早く温かい場所に連れて行ってあげてほしいです。

でも二次被害だけは起こりませんように。

 

私は何もできなくてごめんなさい。

 

どうかご無事で。。。

 

 

まだ大きく揺れます。

早く収束を。。。