「今」を大事に生きていく

過去は変わらず未来はわからないのだから

こんなにも病と共に生きてきたんだ

今週末は何も用事がなく

今朝からまったりゆっくり

ひとりで朝食を取りました。

(旦那は早朝出勤)

(娘は久々の寝坊)

 

コーヒーを多めにいれ

トーストにはオリーブオイルと

クリームチーズとマーマーレードジャムを

これまた多めに乗せて

(太らん?いいちゃ❤︎)

甘々トーストとほろ苦コーヒーで

ほっこりしました。

 

皆さんのブログを見ながら

いろんな人生あるなあ。

みんな自分の足で歩いてるんだなあ。と。

 

当たり前の事かもしれないけど

ココロにずんと入ってきました。

 

人生っていいことばかりじゃないもんね。

辛いこともあるもんね。

 

 

そしていつの間にか

自分の病気人生のことを

振り返っていました。

 

 

うつ病」と診断されたのは

今から約8年前の42歳の頃。

でもその3年も前から

体調がおかしかったんです。

それなのに

原因が分からず3年も経過し

総合病院の勧めで

精神科に行き診断を受けました。

 

原因は

私が真面目で完璧主義者であり

保育士の仕事も

家事も子育ても

全身全霊でやり続け

とうとう体もココロも

悲鳴をあげたということ。

 

頑張って進んできたけど

ある日突然

身体症状の辛さに我慢できず

「もう無理だ」と思いました。

今思えばその時にそう思えて良かった。

でももっと早く気づいて

自分を楽にしてあげたかった。

 

最初に1年間通院した病院の医師からは

仕事をやめるように言われ

とにかくどんどん薬を強く多くしていく治療で

体調は全く良くなりませんでした。

 

どうしたものかと不安な日々。

そんな私に追い打ちをかける出来事が

ありました。

 

 

ある夜、突然の激痛。

左の卵巣辺りの痛み。

救急車を呼んで欲しいくらいの痛み。

それでも近所の目が気になり

旦那の運転で総合病院へ。

 

検査で卵巣が8センチになっている事が判明。

その場で緊急手術。

病名は卵巣黄体出血。

大きくなりすぎて

皮が薄くなり血がにじみ出ていて

今にもはち切れそうだったとか。

なんとか破裂寸前で摘出してもらいました。

が、その開腹手術は地獄でした。

麻酔の効きが悪くて

痛みで悲鳴を上げながらの手術でした。

 

さらに最悪なことに

摘出した卵巣の詳しい検査で

卵巣がんが見つかりました。

 

宣告された日は落胆し

ひとりで抱え込み

誰にも打ち明けられず

旦那に打ち明けたのが次の日の朝でした。

 

すぐに隣県の大学病院での

セカンドオピニオンを決めました。

そしてそこでたくさんの検査を行い

翌月に開腹手術で

卵巣、子宮などを全摘しました。

 

 

卵巣がんになったのが43歳ですから

あれから8年近く経過しました。

経過観察を続けていますが

去年は再発の疑いがありどん底に落ちました。

幸いその疑いは晴れたのですが

半年に一度の検査は毎回ドキドキです。

 

 

卵巣がんの手術から退院した時

うつ病も克服したい気持ちが大きくなり

こちらもセカンドオピニオンをしました。

 

その病院の医師が

現在の私の主治医です。

前の医師とは違って

時間を気にしたり

先生の言葉に翻弄されたりすることはなく

じっくり時間をかけて

話を聞いてくださいました。

その時診断されたのは

「身体表現性障害」

つまりココロの不安が

身体にでるうつ病のひとつ。

もしくは

身体症状でココロの不安が大きくなる病。

 

私のその頃の身体症状は

睡眠中にずっと力を入れていることや

日中は背中に凝りや痺れや疼きがあること。

良くならない身体症状にココロは完全に折れ

毎日泣いていました。

 

転院してすぐに良くなったわけではないし

今までに入院を3度もしています。

でも本当にココロのこもった診察で

この主治医に診てもらっていることには

感謝しかありません。

主治医との出会いは

私の人生を変えてくれる

大きなものになりました。

 

大好きな保育士も辞め

娘にしてあげたいこともできず

身体症状もひどくて

死にたいくらい辛い日々を過ごしてきました。

 

何年もの時間を費やしたけど

今は無理なく過ごすことがどういうことか

やっとわかってきたのです。

 

と言ってももともとの性格は

変えることはできず

つい無理してるみたいなんですけどね。

出来るだけ

ブレーキをかけながら過ごしてます。

 

 

今は

睡眠中に力を入れることはなくなり

ぐっすり眠れるようになりました。

背中の奴は

よく現れるけど

まあ共存していくしかなさそうです。

身体症状にココロを占領されず

身体症状を感じたまま

レザークラフトや読書などを

するようにしています。

 

不安はどこにも行ってくれない。

考えないようにしても考えるもの。

不安はそばに置いたまま

作業をするのが大切なのです。(作業療法)

 

 

今は保育園の発表会が近く

ストレスを感じたり

たくさんの仕事を引き受けたりしていますが

決して無理せず

やわやわと進めるようにしています。

 

今日は家で衣装作りの続きを。

 

また実習の終わった娘に

お出かけしようと誘われました。

 

あれ?

今日は意外と用事があるようですが

まあのんびりいきましょう。

 

 

昨日の夕飯は

実習で疲れて帰ってくる娘の大好物

中華風鍋にしました。

もちろんヤキモチがとまりませんでしたよ。笑

焼餅←激うまですよ。

クセになること間違いなし。

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皆さん

ステキな週末を過ごしましょう。

 

無理せずにね。

 

 

 

 

過去記事はこちらです。

 

cocorony.hatenablog.com

cocorony.hatenablog.com

 

 

頑張りすぎ時代や 娘のことを書いた記事です

cocorony.hatenablog.com

 

 

 昨年の今頃、入院した時の記事です

cocorony.hatenablog.com

 

 

 卵巣がんの記事です

cocorony.hatenablog.com